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金子みすゞさんの世界

皆さま、こんにちは。

今日の超法寺は嵐の後の静けさのように、いつもの超法寺に戻りました。

昨日は久しぶりに賑やかな時間でした。

【ちひろ】さんとも6年ぶりの再会でした。

遠路、埼玉県西部の入間市までお越しいただき、童話詩人金子みすゞさんの素敵な世界を朗読と、ちひろさんが作曲された歌、メロディに乗せてお聞かせいただきハートにビンビンと響いてきました。


今回初めて金子みすゞさんを知ってくださった方々も、きっと何かを感じてくれたことだと思いました。


[私と小鳥と鈴と]


私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面(じべた)は走れない。


私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。


鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。



[明るい方へ]


明るい方へ

明るい方へ。


一つの葉でも

陽の洩るとこへ。


藪かげの草は。


明るい方へ

明るい方へ。


翅(はね)は焦げよと

灯のあるとこへ。


夜飛ぶ虫は。


明るい方へ

明るい方へ。


一分(いちぶ)もひろく

日の射すとこへ。


都会(まち)に住む子等は。



[さびしいとき]

私がさびしいとき、よその人は知らないの。


私がさびしいとき、おともだちはわらうの。


私がさびしいとき、お母さんはやさしいの。


私がさびしいとき、仏さまはさびしいの。



※この[さびしいとき]は、数十年前に私が病で人生初の入院をしたときに、毎朝、この詩を口ずさんでいました。阿弥陀さまはいつも私に寄り添い私に目覚めを促してくださいました。金子みすゞさんの、【仏さまは】がキーワードだと思います。普通なら[仏さまも]って言いたくなるのに、あえて【は】とされたところに大きな投げかけがあるのではないでしょうか。


私たちには見えない、わからない、気づかない世界から知らされるものと出会い、その心に触れることで豊かな心安らかな世界を知れるのではないでしょうか。

当たり前なんかないよ、生きているんじゃないよ、私もあなたも生かされているんだよ。

必ずそこには素晴らしい意味があるはず。

それを知るためにも、辛くても生きてみようよ。


生きてみれば、きっと私がなぜこの世に生まれて、なぜ生きて来たのか、この先いったいどこへ向かっていくのかがわかるはずだよ。


逃げたって、何にもならないよ。


この世で幸せになれない人が、逃げたって

結局苦しみを乗り越えていくことにはならないんだから。

大丈夫!

私(阿弥陀)にまかせてあなたの人生を生きてください、必ずあなたをしあわせにするから、と阿弥陀さまは願い続け、まかせよ救うとはたらいていてくださいます。


そう思いながら、今日を一緒に生きて行きましょうよ。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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