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家族葬、火葬式の落とし穴

近年、あの新型コロナ禍から主流になった家族葬や火葬式は、お手軽で料金も比較的手頃だったりするため、積極的に利用される方が増えているが、その反面さまざまなトラブルを起こすことも同じく増えているようです。


先ず、故人に希望を聞くと子供に迷惑をかけたくない、負担をかけたくないからでしょうか、家族葬を希望される方が多いようです。

テレビCMで盛んに「小さなお葬式」や「お坊さん便」ですが実際にはどうなのでしょうか。一番選ばれていたらそれでいいのでしょうか。


私は一概にはそうは考えていません。しかしながらこれらの葬儀社は本当に良くしてくださるので否定しているわけではありません。

実際には、親や家族が亡くなると誰もが冷静な対処ができないのであります。

ですから、事前にお付き合いのあるお寺があるのに葬儀社に丸投げしてしまったために希望しないお寺さんが葬儀に来てしまい後悔したという話もよく耳にします。


また、葬儀はしてもらってもその後の法事には別のお寺さんが来て、毎回コミニケーションを取るのが難しいという声も聞きます。

事前に故人をよく知っているご住職なら、法名・戒名も惚れ惚れするようなものをいただけたりもします。その上、事前に何でも相談できたり、葬儀社にお寺さんがあれこれ連絡を取ってくれたり悲しみに暮れているご宗家は安心です。


希望とすれば近くのお寺さんが安心なのに実際に来てくれたらお寺さんは遠くのお寺だったりします。安かろう、良かろうとはなかなかならずに後で後悔する方も多いと聞きます。葬儀はやり直しができませんので後で後悔することがないように準備をしておく必要があると思います。


【トラブル】

⓵葬儀に読んでもらえなかったという親族、友人からの不満。

⓶菩提寺への未連絡により、法名、戒名、墓地への納骨拒否。

⓷地域コミュニティの関係悪化。

⓸弔問ラッシュで対応に追われる。

⓹お寺さんとの信頼関係の構築が難しい。(お経が下手、法話が下手等)


【どうすればいいか】

⓵本人の希望を書面で残す。

⓶事前に近隣のお寺さんに相談する。〔重要〕

⓷弔問への対応が難しくなるようなら、通夜を勤めるべきだと思います。

〔料金などの制約もあるでしょうが、お別れ式をやるのなら通夜の方がいいです。〕

⓸家族だけで抱え込まない。


⓹浄土真宗なら、生前法名をいただいておくのも大切です。


私たちが生きているということは早かれ遅かれ必ず命終わっていかねばなりません。

桜の花のように咲いてもすぐに散っていきます。

故人のためにも故人が生前お付き合いのあった方々が最後のお別れができる、そんな葬儀ができたら喜んでいただけるのではないだろうか。



南無阿弥陀仏ぶ

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