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グルメを気取り、食べ物を粗末にする人が堕ちる地獄

皆様、おはようございます。

駆け足で毎日が過ぎていきます。

八月のあっという間に過ぎていきます。

学生の皆様、宿題は順調に終わらせていますか。

川や海で遊ぶ時は救命胴衣を身につけて事故にはくれぐれもご注意ください。

親御さまにも未来を担う我が子のためにも十分にご指導ください。

後悔はなるべく少ない方がいいですから。


さて地獄シリーズ。日本の食生活は不思議でお腹を空かしている子供が大変増えていると聞きます。世界でも日本が一番安いので世界中から人々は殺到しています。

そして先進国である日本人が一番食生活が貧しくなっているそうです。

官僚制度の弊害でしょうか。今一度考えてみたいですね。


[屎泥処]していしょ

〔いわく極熱の屎泥あり。。その味最も苦し。金剛の嘴の虫、その中に充満す〕

※嘴くちばしと読みます。


日本の農業ではつい四半世紀前くらいまでは農村で肥料は人肥が主流でした。

今の子どもたちにはきっと想像もできないかもしれませんね。

牛馬を飼っていたのも農村の機動力としての役割もありつつ、その糞が堆肥を作る原料となっていました。ですから肥料を常に有効に用いるために農村のトイレの下部は建物の幅いっぱいに開放される仕組みになっていました。

その部分は簡単な板蓋いが普通で光線が漏れて便壺の中がよく見えた。

農薬をふんだんに使わなかった時代だから、便壺は便所虫の巣窟であり、おびただしい虫で壺の中は湧き立つように動いていたものです。


水位が下がると壺のまわりを虫が這い上がってきては、ポトリと落ちるそんな光景が普通にみられていました。

[屎泥処]とは、まさしくそういう世界でしょうか。

罪人は、その糞尿が煮えたぎった中に投じられます。

悪臭と汚物の真っ只中ですが、それ以外に口にするものはありませんから、罪人はその糞尿を食べます。「その味、最も苦し」とはそういうことです。

味はすさましいが、それなりの滋養分はあるらしい。

地獄の中で罪人は丸々と太っていく。その姿をウジ虫がじっと見ている。

その虫は罪人にまとわりつき、皮膚を食い破り肉の中に潜り込んだ。

目も鼻も口も無数のウジ虫に覆われた。

罪人は絶叫し手足をバタつかせながら糞尿の中で悶える。

悶えている罪人の体にウジ虫はジワジワと食い入っていき、やがて肉も内臓も食い尽くして、骨の髄まで入っていった。


そんな地獄なのだそうです。何度も何度も何度も何度も・・・・。

是非想像してみて欲しい。いってみたいですか。

嫌な人は、グルメを気取り食べ物を粗末にする生活を見直してみませんか?

勿体無いオバケが出てくる前に。


さて今日も精一杯頑張ります。

南無阿弥陀仏

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