み仏にいだかれて 君往きぬ西の岸
なつかしき面影も消えはてし 悲しさよ
み仏にいだかれて 君往きぬ慈悲の国
み救いを身にかけて 示しますかしこさよ
み仏にいだかれて 君往きぬ花の里
尽きせざるたのしみに 笑みたもう嬉しさよ
み仏にいだかれて 君往きぬ寶(たま)の家
美しきみ仏と なりましし尊さよ
○お通夜の場で唱和します。
特に悲しみ深い方の通夜の場では法話後に
必ずではありませんが歌います。
※学生時分にお手伝いで大阪で葬儀へ行ったことがありました。
葬儀を終え控え室で着替えていたら、会場からこの仏教讃歌が聞こえてきました。
会場におられる方々が全員で歌われていたのです。出棺を見送る際にこの歌を歌って霊柩車まで棺が運ばれていました。
あまりに有難くて涙が出てしまいました。
その後、千葉へ帰ってからある通夜の場でこの「み仏にいだかれて」を歌いましたら、一人の男性が控え室を訪ねて来られて、「私はクリスチャンです。あなたの法話ではわからなかったのですが、仏教讃歌を聞いて、あ〜、浄土真宗とはそのような教えだったのですね。キリスト教の讃美歌のようなイメージで、スッと入ってきました。有難うございました。」と、お話されました。
それからはことある度に歌うようになりました。
あらゆる命に隔てなくはたらかれている阿弥陀さまのご本願は、こうやって伝わっていくのですね。
超法寺は仏教讃歌を大切にしています。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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