top of page

浄土真宗の五正行

更新日:2022年4月25日

皆さま、こんばんは。

今日は一日小雨模様で寒くなりましたね。

くしゃみが止まりません•••花粉症かな?


さて今日は午前中、日野市で法事を勤め、

午後からは新光の石橋さまが超法寺に来られました。「浄土真宗の五正行」についてのお尋ねについて学びました。

ご紹介します。


①読誦(どくじゅ)正行•••浄土の経典を読誦すること。


②観察(かんざつ)正行•••心をしずめて阿弥陀仏とその浄土のすがたを観察すること。


③礼拝(らいはい)正行•••阿弥陀仏を礼拝すること。


④称名正行•••阿弥陀仏の名号を称えること。《南無阿弥陀仏と声に出して称えます》


⑤讃嘆(さんだん)供養正行•••阿弥陀仏の功徳をほめたたえ、衣食香華(いじきこうげ)などをささげて供養すること。


『正信偈』に、「本願名字正定業」

【本願の名字は正定の業なり。】

《本願の名字は正しく往生の決定する行業である》


「至心信楽願為因」

【至心信楽の願(第十八願)を因とす。】

《その行法を受け入れた第十八願の信心を往生の正因とする。》


「成等覚証大涅槃 必至滅度願成就」

【等覚を成り大涅槃を証することは、必至滅度の願(第十一願)成就なり。】

《信を得て如来と等しい徳をいただき、涅槃のさとりに至るのは、第十一願の功である。》


⭕️南無阿弥陀仏を称えたから救われるのではなく、南無阿弥陀仏を称えた者を救うという本願があるから救われるのである。


『改邪鈔』に、正行五種のうちに、第四の称名をもつて正定業とすぐりとり、余の四種をば助業といへり。


正定業たる称名念仏をもつて往生浄土の正因(しょういん)とはからひつのるすら、なほもつて凡夫自力の企て(くわだて)なれば、報土往生かなふべからずと云々。


(略)ただ摂取不捨の大益(だいやく)を仰ぐものなり。


※『歎異抄』ばかりを読みますと取り違える危険性がありますのでご注意を。

浄土真宗のみ教えは、ただ地獄へ堕ちないことを善しとせず、報土往生を遂げることこそ意味をなすのです。

きちんと学び、その上でお聴聞で確認しておきましょう。

第四の称名念仏も、念仏を称えたから救われるのではありません。

だからといってお念仏を称えられないことは一番不道徳であります。


石橋さんと色々歓談しながらご法義について語り合いながら、超法寺の将来や夢について、門信徒会を立ち上げようとの力強いお言葉や、来年の850年法要に超法寺門徒として参拝したいともおっしゃってくださいました。

こういう人がもっともっと増えてくれたら嬉しいですよね。皆さまも、気軽にお越しくださいませ。ライオンズファンやペット好きもお待ちしておりますよ。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏


追伸

福生市に伝説のライブハウスがあります。

ロックファンにはたまらないZIGGY、JUN SKY

WALKER(S)、THE STREET SLIDERSが出ていたのです。

ちなみにZIGGYの森重さんのお母さんが経営する保険会社は福生市の横田基地近くにあります。

ロックの聖地に是非お越しください。

閲覧数:115回

最新記事

すべて表示
bottom of page