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最後までわからないのだ

皆さま、こんばんは。

今夜からプロ野球日本シリーズが始まりました。第1戦から痺れるような試合展開に一喜一憂しておりました。

さすがに最終回は2点差でストッパーの登場でしたのでこれはこのままかな、などと思いましたが、最後まで諦めないオリックスの姿勢にスタンドのファンの後押しもあり、最後はリーディングヒッターの吉田正尚さんのサヨナラタイムリーで逆転勝ちでした。


やはり近年の日本シリーズはパ・リーグが強い。

終わるまでわからない。

諦めないことが大切だと改めて知らされました。


さて、私が仏縁をいただくことは確かに収入を得るためでもありましょうが、なによりも、この世の「生」、「死」も、南無阿弥陀仏のお念仏によってのみ救われていく道をお伝えしていくことであります。


「我が身は、極楽へ只今に参り候わさらはんずれ、何事も暗からず、みそなはしまいらすべく候らへば、かまへて御念仏申させ給いて、極楽へ参り会はせ給うべし」


「今は時日を待ちてこそ候」


これは親鸞聖人の奥さま、恵信尼さまが末娘の覚信尼さまに申し送られた最後の便りだったそうです。86歳であられたとのことです。


私たちも、思い通りにならない苦悩の無常人間世界を生きるお互いです。

この苦悩を乗り越えていく唯一つの道、南無阿弥陀仏のお念仏をこの身にいただくことこそが、私たちを仏縁に誘ってくだされた方々に対する御礼の姿ではないかと思います。


恵信尼さまは、常々、愛する親鸞聖人のまつ、さとりの国に往くことを楽しく心待ちにしておいでになっていました。


一喜一憂は人間の常であります。

しかしながら、その姿のまんまに私と歩んでいてくださる阿弥陀さまにしっかりと遇ってくださることをオススメすることが私の努めであります。


最後まで阿弥陀さまとご一緒の人生であります。


ナンマンダブツ、南無阿弥陀仏。

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