親子のいのちが
- 超法寺の住職

- 2022年10月20日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年10月21日
電話にて、欲しきものはと子が問えり。
老いて欲しきは、その言葉のみ。
寒い日の朝、田舎の一人暮らしの老齢の父の身を案じて一本の電話が入りました。
「お父さん元気?風邪をひかないよう暖かいものを買ってあげたい。セーター、マフラー、コタツ、何がいい?」
「そうか、すまんのォ」
「何がいい?」
「いやいや、今、間に合うてるよ、買うてくれんでええ。じゃが、今日のお前の電話は、セーターよりもコタツよりも暖かかったよ。有難う。」
親子のいのちが、声でつながりました。
お念仏申すよろこびと一緒ですね。
お父さん〜、あなたに子としてもう何も送ってあげれなくなってしまったね。
でもあなたは、「何も送らんでいい!」とFAX流してきたよね。
いつもいつもFAXだったよね。
もっと声が聞きたかったよ。
もっと普通の会話がしたかったよ。
お父さん〜。
でもサヨナラじゃないもんね。
また逢えるんだからね。
南無阿弥陀仏
でも、やっぱり今は悲しいよ。
涙が止まらない。
お父さん〜。
南無阿弥陀仏


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