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人生の誕生日は3回ある

皆さまこんにちは。

今日も暑くなりました。

こんな日は朝早起きしての犬散歩が実に

心地よいですぞ。

6時までなら気持ちいいです。


遠くでウグイスが鳴いている。

[ホー、ホケキョ]


かの蓮如さまは[法を聞けよ]と聞かれて、

鳥ですら勧めてくれているよ、とお話しされています。


しかしながら中には[ホーホキョ]と、本来なら[ホーホケキョ]と鳴くはずのウグイスが音痴?なのがいるのです。(よく耳を澄まして聞いてみてごらん)


先生に聞くと、[ホーホケキョ]と鳴けないウグイスはつがいにはなれないそうです。

一生独身のまま生涯を終えていかねばならないそうです。

綺麗な声で鳴くからこそのウグイスが音痴?では厳しいのです。

しかしながら人間ならばボイストレーニングをすれば上手くなるでしょうが、さすがにウグイスでは難しいというかできません。


やっぱり人間に産まれて良かったですよね。

セミも子孫を残すために短い生涯を必死で生きています。だから網で彼らの子孫を残すための苦労を邪魔しないでください。


この世は因果応報だからね、必ず巡り巡って自分の身に返ってきますよ。

僕は子どもの頃は虫博士というくらい夏休みには網を持ってセミやトンボを追いかけ回していました。そして知らないとはいえ、彼らの子孫を残す行為を踏みにじり生涯をたくさん奪っていたのですね。


だからでしょうか、僕は子どもに恵まれることができません。これも因果応報の理ですね。

やりっぱなしややったもん勝ちはありません。

そんなことも知らずに生きたら勿体ないよ。


子どもの頃によく歌ったあの歌を思い出した。


『手のひらを太陽に』〈童話•唱歌〉

作詞/やなせたかし 作曲/いずみたく


ぼくらはみんな生きている

生きているから歌うんだ

ぼくらはみんな生きている

生きているから かなしいんだ


手のひらを太陽に すかしてみれば

まっかに流れる 僕の血潮(ちしお)


ミミズだってオケラだってアメンボだって

みんな みんな生きているんだ友だちなんだ


ぼくらはみんな生きている

生きているから笑うんだ

ぼくらはみんな生きている

生きているから うれしいんだ

手のひらを太陽にすかしてみれば

まっかに流れるぼくの血潮


トンボだってカエルだってミツバチだって

みんな みんな生きているんだ友だちなんだ


ぼくらはみんな生きている

生きているからおどるんだ

ぼくらはみんな生きている

生きているから愛するんだ

手のひらを太陽に すかしてみれば

まっかに流れる ぼくの血潮


スズメだってイナゴだってカゲロウだって

みんな みんな生きているんだ

友だちなんだ





命はみんな繋がっています。

お盆は皆さまのご先祖だけではなく、あらゆる命が私に語りかけています。

どうして今あなたが生きているのかを知ってください。

どうしてあなたは人間に生まれてきたのかを。


そしてご先祖さまたちは、一体何を語りかけ願っているのかを是非訪ねていただきたいですね。


死んで終わるんじゃないよ。


浄土真宗のみ教えは、【往生】を問いかけています。【死】は、私が抱えている【煩悩】が死んでいくのであって、私自身は【往生🟰生まれて往く】のです。

どうやって?


南無阿弥陀仏とお念仏を聞かせていただいて、愚痴や他人の悪口ばかり軽やかに口にする私に仏さまが飛び込んで宿っていてくださいます。

その証が【南無阿弥陀仏の声となって出てくださるのです】


簡単に言えば、宅急便みたいなものかな。


宅急便は受け取りが必要ですよね(最近はそれすら必要無くなってきていますが)


お盆というご先祖さまが縁を結んでくださる貴重な機会をお墓参りだけで終わらせないようにしたいものですね。


阿弥陀さまとお出遇いをさせていただけたら、私の誕生日は3回になるのです。


一度目は母から産まれたとき


二度目は南無阿弥陀仏を称えることを知ったとき


三度目は阿弥陀さまに救われて往生したとき


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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