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不可思議なもの

皆さま、こんにちは。暑いですね、激アツですね、先程街を走っていたら、犬を散歩させている方がちらほら見られましたが止めてくださいませよ、虐待ですから。火傷しちゃいます。

飼い主なら、先ず自分が裸足でアスファルトの上を歩いてから散歩に行くか判断してください。だってわんちゃんはお散歩大好きだから嬉しいのが勝ちますから。でも確実に肉球は火傷します。人間より皮が薄いんですからね。


どうぞお気をつけくださいませ。


さて、法語カレンダーに、

「まあ、どこにおっても、お慈悲の中だからのう」〈山本仏骨和上〉

ご往生直前、病床でのお言葉と知られていますが。お念仏に遇えた人はいつでも、どこでも、何があってもお慈悲の中と、安らぐことができるのです。

※疑ってお念仏を称える人はその限りにはないと思いますが。


さて、山本仏骨和上は、石川県金沢市の御門徒のお生まれで、百年前のスペイン風邪でご両親を、ご兄弟を亡くされ小学六年で孤独の身となり、公的学歴は小学校卒です。

縁あってお寺に預けられ、大阪の行信教校というお寺の塾で、仏教、浄土真宗を学ばれ、後に龍谷大学の教授になり、本願寺勧学という浄土真宗僧侶の学問の最高地位までなられました。


「母親の人生を支えていた、お念仏の教えの真実を、自分なりに証明してみたいというのが、仏教を学ぶご縁でした。」と、語っておられました。


【火中生蓮】とは、『維摩経』の言葉で、

火の中から蓮の花が生まれるの意味ですが、それはあり得ません。

それと同じく、罪悪の地獄行きの凡夫[死ぬまで煩悩から離れられないもの]の口から仏さまが出てくださる、あり得ないことが起こっている。それがお念仏です。

そのような教えであります。


妙好人、希有人、最勝人と讃えられる人です。

称えようと思っていても、私の頑張りではお念仏はお称えすることはできません。

阿弥陀如来のはたらきによってこそ、他人の悪口や批判、陰口、愚痴ばかりの私の口から阿弥陀の願いがこぼれ出てくるのですね。


【われ称え われ聞くなれど 南無阿弥陀

つれてゆくぞの 親のよびごえ】


ナンマンダブツ、ナンマンダブツ、ナンマンダブツ


激暑ですからくれぐれも熱中症にはお気をつけください

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