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執筆者の写真超法寺の住職

猫党の日

皆さま、おはようございます。

今日も良い天気に恵まれましたね。

二度とない今日を悔いなく過ごしたいですね。

二度とないと言えば、今日は2月22日でニャンニャンニャン、猫の日だそうです。

それも2022年でニャン尽くしみたいですね。

まぁ、日本人は語呂合わせが好きな人種ですからね。車のナンバーも「2525」「73」「666」などをよく見かけますね。


「ニコニコ」は、きっと普段は笑顔で過ごしていないのかなぁ笑などと思ってしまいますね。

「ナミ」は、サーファーなのかなぁ。

でも東日本大震災後にはかなり減りましたよね。

「666」悪魔のナンバー?

でもこれは映画の影響で実際には悪魔を示すナンバーではないようです。


このようにナンバー遊びは日本人独特です。

欧米ではあまり無いよ、と聞いたことがあります。でも渋滞中の暇つぶしにはもってこいですよね。


お寺さんは「76」を付けたがります笑笑

「ナム」だからでしょうね。

皆さまも街中で「76」(選んだ)を見かけたら車中を覗いて見てくださいね。お坊さんが乗っている可能性が高いよ。

逆にお坊さんは、「ナム」ナンバーを付けてプライベートで如何わしいお店には行かない方がいいし、暴走行為などもっての外ですよ。


また火葬場の駐車場で明らかにお坊さんなのにスポーツカー(GTRやエアロ、ヤンキー仕様)で乗り付けている方を見かけるけど•••何か変。

また高級外車(ベンツ、BMWなど)で来たりしているから坊主丸儲けだって言われちゃうんですよ?

そういう車は普段は車庫にしまっておいて小型車、軽自動車で来なさいよ。

超法寺は身の丈に合わせて軽自動車です。


ご住職や立場から高級外車に乗らざるを得ない方もありましょうが今はそれだけ大きな葬儀はないのだからもう少しお坊さんのイメージが悪くならないようにしないと高貴な目で見られていますよ。ま、個人的見解です。


ニャンニャンニャンニャンの猫党の日。

最近ではあまり街中で猫を見る機会は無くなりましたが動物愛護の精神は忘れずにいたいものですね。未だに日本では毎日犬猫が数十〜数百匹がガス処分されています。

可愛いという安易な理由で飼うことは大人がしないようにしたいものですよ。

飼うという感覚の人は都合が悪くなったら捨てます。

私は家族だし、我が子だと思って一緒に暮らしていますから捨てるなどあり得ません。

どうしてもとなれば里親に託します。


皆さま、知っていましたか?

ガス処分は実は本当に苦しいということを。

また犬猫たちは、自分たちがガスで殺される恐怖を一日一日一日一日感じながら殺されるのですよ。人間の欲望の暴走で•••被害者ですね。

こんなことをしておいて、死んで天国に行けますか?因果応報です。犬猫を自分たちの都合で捨ててガス処分にして私たちは幸せになりたい?いや無理無理。

仏教が教える世界はこのような危ない生き方をしている私への戒めなのですよ。


【人は皆 裁判官 他人は有罪 自分は無罪】


人間が死んで天国には行かないのは、このような生き方をしているからなのです。

神はこういう生き方をするものを許しません!


【嘘をついてはならない 殺してはならない 盗んではならない 男女のトラブルをおこしてはならない 飲酒をしてはならない】


これすら守らない、守れない。

これが引き起こす恐怖を人は知らない。

だから凶悪犯罪は減らない。


皆さま、知っていますか?

日本で起こっている凶悪犯罪(殺人、殺人未遂)の約65%は家族間(身内)で引き起こされていることを‼️


自分の色眼鏡を通して生きているとこういう恐ろしい事態になるのです。

間違っても、ニャンニャンはワンワンはこんな凶悪犯罪は起こしません。


因果応報は、「自業苦」(じごく)とも言います。

私がしたことで私が苦しめられること。

動物を殺したり傷つけたら、私が同じ目に遭う。動物を捨てたりしたら、いつか私が家族から捨てられる。人をいじめていたら、いずれ自分がどこかでいじめられます。

こういうものを言う世界です。


仏教のみ教え、南無阿弥陀仏を称えながら生きていくとこの意味がわかるようになります。


すべての命はつながっていて、それぞれが影響しあっていることに気づかされます。


このようなことを知れない私がどうして死んで良いところに行けるでしょうか。

そんな甘い世界は私の中にしかないのだから。

地獄(自業苦)の生き方を恥じることを知ることで初めて、この手が合わさり、愚痴、悪口ばかり軽やかに言う私の口に阿弥陀如来さまが宿ってくださり、南無阿弥陀仏、ナンマンダブツ•••と、声になってくださるのですね。


浄土真宗のみ教えは取り組みやすく実行することが難しいのです。

即効性はありませんが、習慣にすることでこの身に染みていくものです。(南無阿弥陀仏に全て込められてあります)

阿弥陀如来さまやご先祖の方々のご苦労が偲ばれますね。


ニャンニャンニャンニャン、語呂合わせだけに浮かれていないで、私の知らないところで「死」の恐怖を抱えている悲劇の飼い主から捨てられたペットたちの悲痛を恥じて、偲ぶ日にしたいものですね。

ペットショップで「可愛い」と安易で買うのではなく本当に可愛いと思うなら、保健所や動物愛護センターを訪ねて【保護】して育ててあげることや【里親】になることが本当の愛犬家、愛猫家というのでは無いでしょうか。


私も初めての時は、千葉市動物愛護センターでいただいてきました。たくさん学びをいただきました。その時の犬は「蓮ちゃん」と名づけ18歳9ヶ月も生きてくださいました。

埼玉県に来るまでは一緒には入れませんでしたが相棒でした。

たかが犬なんかに•••悪口や嫌味をかなり言われましたが私には家族で我が子同然の存在でした。


血のつながりとか、人間でないなんて何の意味がありますか?私が生きていく中に一緒に暮らしている世界は、阿弥陀さまに願われた命なのだから。

そこを抜きにして生きることが如何に虚しく意味のないものなのかを痛感するのです。


あらゆる命を救いたい!

阿弥陀如来さまの深い慈悲のはたらきは決して私たち人間だけに注がれているのではないと思います。


そんなことを思いながら猫党の日を考えてみま

した。皆さまも、かけがえのない「命」をつながりをゆっくり考える日にしませんか?


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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