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執筆者の写真超法寺の住職

仏教讃歌『念仏』

更新日:2023年2月22日

なもあみだぶつ となえれば

うれいのこころ なみにきえ

なもあみだぶつ となえれば

むりょうのひかり きわもなし

なもあみだぶつ なもあみだぶつ

なもあみだ なもあみだ なもあみだぶつ



なもあみだぶつ となえれば

むりょうのやみに ひかりみち

なもあみだぶつ となえれば

とわにつきせぬ かんぎのいのち

なもあみだぶつ なもあみだぶつ

なもあみだ なもあみだ なもあみだぶつ


なもあみだぶつ なもあみだぶつ

なもあみだ なもあみだ なもあみだぶつ



私の大好きな仏教讃歌の一つです。

築地本願寺で研修をしていた時に、確か毎週金曜日の朝礼で『念仏』を歌ったと思います。

歌った後の一日はとても清々しい気持ちになれたような気がしました。

この歌を聴く度に、歌う度にあの一年間研修した日々を思い出します。

わからないことばかりで辛かったことが圧倒的に多かったのです。

研修のはじめの3ヶ月は本堂内掃除で5時に築地本願寺に入り参勤さんは内陣、そして専従員候補者の私たちは外陣を清掃しました。

ですから毎朝3時に起きてうちの子たちを散歩させてご飯を用意してから、まぁ慌しかったですが充実していましたね。

そして、真っ暗な築地本願寺の廊下を歩きながら、「きっと、父と同じ景色を見ているんだなぁ」と、感慨深く思っていましたよ。

それでもなかなか実家寺とは違うことばかりで

厳しくて当たりも○○で毎週末逃げ出したくなりました。

覚悟の上で研修に挑んだはずなのに、情けないことでしたが、同期の子が身を挺して励ましてくださいましたので今の住職があります。


今となれば良い経験でした。

この『念仏』はそんな思いを大きな声で歌うことで吹き飛ばしていましたよ。

同時期に築地本願寺へ来た鹿児島県出身の女子職員の子が、「末田さんの歌声が聞けなくなると寂しいです」と、研修終わりに行ってくれたのが嬉しかったなぁ。

あの子、どうしているかな?元気に頑張っていたら嬉しいけどね。


今日も一日、南無阿弥陀仏を称えながら頑張ります。皆さまも、辛くてもお念仏称えて阿弥陀さまと二人三脚で乗り越えましょうね。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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