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助かってくれよ、の仰せ

皆さま、こんばんは。

明日は関東でも雪が降るとの予報ですね。

降る降る詐欺でなければと思いながら、降ることを想定しての外出を頭においておきましょう。

さて今月はお釈迦さまが亡くなられた【涅槃会】があります。お釈迦さまの教えは、約7.300巻の経典に説かれています。

その数多い経典を通して私たちに教えようとされたことは何か、【迷いを転じて悟りを開く】

であります。

でも皆さまは自分が迷っていると自覚されていますか?


自覚とは、仏教と言いながら祟りとか、霊とか、恵方巻きとか、厄除けとかが気になったりしてはいるかいないかであります。

残念ながら、そのようなものは仏教でも何でもないですよ。【迷い】の真っ只中にある人の生き方であります。


浄土真宗の宗祖親鸞聖人は、きちんと【真】と【偽】を明らかにされておられます。

罰、日の善し悪し、方角の善し悪し•••など仏教とは一切関係がないとはっきりされています。

【私は今日一日阿弥陀さまのおはたらきの中に、日暮しさせていただき、浄土という真実の国に向かって力強く安らかに南無阿弥陀仏のお念仏と共に歩ませていただいています。何にも気になることはありません。】

これが浄土真宗に遇わせていただいた者の大きな德ではないでしょうか。


親鸞聖人は、数多い経典の中から浄土真宗の教えの依りどころとされたのは、『浄土三部経』で、『大無量寿経』、『観無量寿経』、『阿弥陀経』をぎゅーと凝縮すると、南無阿弥陀仏の名号となります。

この南無阿弥陀仏の名号は阿弥陀さまのお心、限りないみ仏の親心のおはたらきです。

これをよく聞かせていただき、常に私へのよび声であります名号のお心が、真に私の心に聞こえてくるまでお聴聞(仏法を聞く)しなさいとお釈迦さまは教えてくださいました。


真剣に自分が救われる道【生死出ずべき道】(しょうじいずべきみち)を問われたのが親鸞聖人でありました。

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法然聖人から、【一心専念して弥陀の名号を称えなさい。いつでもどこでも、縁のもようするままに、お念仏申しなさい。それが浄土往生させていただく間違いない正しい行(正定聚)ですよ。」と、心を込めてお導きを受けられました。


阿弥陀さまのおはたらきは、❌「死んだ時に迎えてくださる」のではなく、【臨終まつことなし、来迎たのむことなし】であります。


私のドロドロした生きざまのど真ん中に阿弥陀さまはおはたらきくださるのです。

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親鸞聖人は、【しかれば大悲の願船に乗じて、光明の広海に浮かびぬれば、至徳の風静かに、衆禍の波転ず】と喜ばれておられます。


既に私が気づく前に、阿弥陀さまのお救いに抱かれてあったと目覚めていくのです。

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【助けてくだされよというにはあらず、助かってくれよとある仰せに従うばかりなり】[法如上人]


とても人に誇れるような生き方ができない私です。その私が南無阿弥陀仏のお心をいただけた時に、【生も死も、み仏のみ手のまん中】にあることを喜びに感じ、「助かってくれよとある仰せ」に従い、ただ南無阿弥陀仏、ナンマンダブツとお念仏を申しながら生きていくばかりです。


サヨナラしない故人さまとの別れ。

倶会一処(くえいっしょ)、「有難うごさいました。私に南無阿弥陀仏を寄せてくださり、私も南無阿弥陀仏を称える人生を歩み、必ずまたあなたとお浄土で遇わせていただきますね。またね。」

この言葉が語れるようになりたいものです。


南無阿弥陀仏

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