蝉の声
- 超法寺の住職
- 12 分前
- 読了時間: 3分
皆さま、こんばんは。
無事に帰ってきましたよ。
日曜日の夜から今日夕方まで広島県まで出張でした。
この度は亡き父の祥月命日を勤めに父の出身寺、山県郡北広島町まで行きました。
私は家族同行のため車で行きました。
お泊まりは広島北ホテル。
ここはペットと泊まれる部屋があるため重宝しています。2年前にも泊まりました。
ゆっくり温泉にも浸かりよく寝ましたよ。
普段は誰もいないお寺のため、なかなか大変な状態でしたが妹たちが先乗りで大掃除してくるました。粗大ゴミや動物たちの運動会であちこち荒れていましたが3日のうちにかなり綺麗にすることができました。
私が幼い頃から中学生まで夏休みになると預けられていましたので思い出が山ほどあります。
大切な場所であります。
しかしながら私も年々年老いて、またおかげさまで超法寺も少しずつ忙しくなってきましたので、なかなか頻繁に帰ることが難しくなっていくと思いましたので、精一杯頑張って掃除をしてきました。
また母の実家寺へお墓参りして、母の兄夫婦がいる安芸太田町のお寺へ行き、私の従姉妹に二十年ぶりくらいにお会いしてたくさんお話ができて楽しい時間を過ごすことも出来ました。
従姉妹も私と同じく本願寺派布教使ですので、ご出向していただきたいなと思いました。
最終日には広島市南区段原山崎にいる父の弟さん[私の叔父]や従兄弟、叔父さんの奥さん[私の叔母]は一番のご無沙汰ではありましたが、昔と変わらず同じように迎えてくださいました。会えて本当に嬉しかった。
たくさんの方々にお世話になってきました。
色々な意味で大変に充実した時間でした。
人は一人では生きられない。
さまざまな人に助けられ、支えられ、許されなければ生きることは難しいのです。
私もたくさんの借りを作ってきました。
まだまだ全然返せずにいます。
後どれくらい人生が残っているかはわからないけど、少しでも返して、後悔を少なくしていきたいと今回の広島行脚で痛感しました。
しばらくゆっくり身体を休めたいが、明日は前橋市でお葬式を依頼されましたのでまた朝から頑張ります。これもまた有り難いご縁であります。無事に帰ってこれたご報告でした。
皆さまも後悔を少なくしていく人生を歩ませていただきましょう。
帰路途中、愛知県辺りでは蝉が鳴いていました。これだけ暑いと夏と錯覚してもおかしくありませんよね。
南無阿弥陀仏、「仏法を聞いてくれよね」と蝉が鳴いているように感じたのは私だけでしょうか。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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