導かれるままに
- 超法寺の住職
- 3月28日
- 読了時間: 3分
皆さま、こんばんは。
おかげさまで先程無事に帰院しました。
矢板まで下道を走りましたが、途中で[如信上人廟所]の看板を見て導かれるがままにお参りしてきました。前々から一度お参りしたいと思っていたので大変嬉しかったです。
如信上人は、親鸞聖人のお孫さんで、ご長男の善鸞さまの子どもさまです。善鸞さまは諸事情で二代をお継ぎにはならなかったのです。私も二代になれなかったですから気持ちがわかる気がします。お父様があまりに偉大でありますと苦労するものです。
詳しくは個々で学んでくださるか、お手継ぎのご住職にお尋ねくださいませ。
如信上人は親鸞聖人のみ教え、南無阿弥陀仏を欠かさずお伝えされました。ご病気もあり66歳(それでも当時では長寿)で往生されました。
実際にお寺へお参りしますと、親鸞聖人の後継というのに閑散とした境内と寂しげな本堂でした。真宗大谷派のお寺でした。
大きな(驚く)二本の大木は如信上人が植えられたものと書いてありました。
南無阿弥陀仏
三代覚如上人は大変如信上人を慕っておられましたので大層悲しまれたそうです。覚如上人は京都におられましたから如信上人が亡くなられたことを知るのに時間がかかったそうです。
今なら新幹線でも自動車でも(それでも近くはありませんが)行きますが、1200年代ですから、命懸けになったはずですね。
覚如上人は如信上人13回忌を勤めにこられたとのことです。
この度は大子町での葬儀の帰り道にたまたま見つけたので、導かれたようなそんな気持ちでした。また今度と思っていても、なかなか今度にならないものですから、思い立ったらすぐに行動すれば後悔もせずに済みますよ。
【明日ありと、おもうこころのあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは】
あちこちで桜が咲き始めました。
我が命も儚いものです。
いつ、み教えを聞くのでしょうか。
古いですが「今です」。
御斎の席で喪主さまが、「ご住職のお歌が心に刺さりましたよ」と満面の笑みをくださいました。やはり浄土真宗の仏教讃歌は良いものですね。「五七五」は心に響くとのこと。「恩徳讃」はまさにこの形ですからわかりやすく受け取りやすいのでしょうね。
さて私は何を歌ったのでしょうか。
私をよくご存知の方は「あれしかないな」とおっしゃるでしょうね。
南無阿弥陀仏
帰りも約五時間かかりました。
外環道も圏央道も大渋滞でしたので東北道から外環道に入り川越で降りました。ただ16号も入間市から大渋滞で(金曜日の夕方だからかな)裏道で帰ってきました。おかげさまにて事故なく無事に帰院できました。
多くの出遇いに感謝申し上げます。
またご依頼くだされたお寺にも改めて感謝申し上げます。帰るとウチの子たちの大歓迎でのお迎えがあり、いきなり癒されました。
待っている人がいるってしあわせですね。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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