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学校に行くのがしんどい子どもたちへ

皆さま、こんばんは。

今日お参りしたところは、築地本願寺和田堀廟所(分院)のすぐ近くでした。

初めて行く場所のためマップで検索して行ったのですが、どう言うわけか

池袋方面へ道案内されてしまい、おかしいなとは思いながら行くと何と

本社でした。おいおい頼むよ。霊園を検索したのに会社へ案内って。

おかげで20分ほど予定より遅くなってしまったが、もちろん時間には十分間に合った。機械といっても何でも正しいとは限らない。

自己責任ですよ。だからそこも踏まえて時間には余裕を持って動かねばなりませんね。法要後、和田堀廟所に寄ってお墓巡りをしてきた。

時間に余裕があったからゆっくり見てきた。

あの「佐藤栄作」さんのお墓もありましたよ、立派なお墓です。

さすが元総理大臣でありますね。

また、樋口一葉さんのお墓もありましたがこちらは生前のお姿の通り質素なお墓でしたね。いろいろドラマチックなお墓巡り、ぜひ皆さまもどうぞ。

あ、カルピスの発明者の大きな塔?がありました。


和田堀は、私が小学一年の途中までいたところです。思い出はありますがだいぶ変わってしまっています。でも、記憶の中にあるので問題ありません。

「みどり幼稚園」、「松原小学校」でした。一人で通った記憶しかありません。

ずっと独りだった。ずっと寂しかった。登校拒否の記憶も鮮明です。

こんな私も登校拒否の経験者ですよ。人生色々です。

「クジラ公園」で一人でボーッと景色を眺めていました。

「明大前駅」にもブラブラしていたけど、よく補導されなかったものですね。

そんな幼少期を過ごした和田堀廟所でした。思えば色々ありました。

それぞれに歴史ありです。


元ブルーハーツの甲本ヒロトさんって知っていますか?

「リンダリンダ」「情熱の薔薇」などのヒット曲が有名ですよね。

彼がこんなことを言っていますのでご紹介します。

【学校に行くのがしんどい子どもたちに捧げたい】

 「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねえよ。クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」


「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲良くね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねえよ。


「ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲良しでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ。友達なんかいなくても。」



実際、子どもたちにとったら、友達がいないこと、居場所がないことって、死活問題なんですよね。


けど、そういう雰囲気がある時点で、ほんまはあかん。


少なくとも、周囲の大人が、そこに価値などないということを伝えることが大事。


やのに、

「みんな仲良くしましょう」「仲間はずれやめましょう」「ひとりぼっちの人には声をかけましょう」


確かに正しいと思えるような言葉。

けど大前提として、一人がいい人もおるし、一人になりたい時もあるし、一人が悪いわけでもない。


クラスに相性のいい子がおる人も、そうでない人もおる。


やから、みんなのことを知って、あ、ちょっとちゃうなって思ったらそれでいいねん。


それでいいねん!っていうてあげてほしい。自分はそう言っていく。


職員室で合わない人、先生もおるわ!


けど、やからと言って、無理に話しかけたり仲良くしようとも思わん。


正直にその気持ち伝えていこう。


自分に無理なこと、子どもにも言わんとこう。


        [スクールカウンセラー養成所]


なんかグッときました。私は中学生時分以外は馴染めていなかったと思う。

尾崎豊さんの歌詞じゃないけど、常に強がって見せていた気がする。

阿弥陀さまにお遇いさせていただくまでは本当にしんどかった。

今はもう大丈夫。お聴聞が私を育ててくれました。

ナンマンダブツの声が私の居場所をきちんと定めていてくださいます。

大きなはたらきの中に私は生きています。

私が実家を出た時に、今まで友達と思っていた人が大半離れて行きました。

妄想から目が覚めた良い決断でしたよ。

ビートたけしさんも、事件の後、みんな離れて行った、でもそれでよかったと言ってる。

友達に必要以上の期待をしてはいけません。だってきょうだいでも家族だって結局、皆自分のために生きているんだもの。余った時間だけ家族きょうだいしてくれるんだもの。友達なんかもっとだよ。そう思ったら肩の荷が降りるよ。

少なくとも私はそう思う。

でも阿弥陀さまはそんな価値観にはない。どこどこまで行ってもいつもご一緒くださいます。「寄りかかる」(依憑)えひょう

これは安心しなくてはそうはできませんよね。

まかせるってこういうことなんですよ。


超法寺はそんな子どもたち、大人たちの居場所をこしらえていきたいと思っています。ひとりぼっちって寂しいもの。

南無阿弥陀仏



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