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超法寺スタイル

更新日:2023年3月3日

皆さま、こんにちは。

午後になって急に肌寒くなってきました。

季節の変わり目ですから仕方ありません。

体調を崩さないようにお気をつけください。


さて今日は以前からご縁をいただいていた方の仏縁で入間市で葬儀へ参りました。

家族葬ではありましたが直接のご依頼でした。

今年二件目の直接依頼葬儀でした。


葬儀が終わり告別(花入)を待っていましたら、ご親戚の方々近寄ってきて「大変大きな声でお勤めくださりありがたかったです」と深々とお声がけしていただきました。

こういう労いって嬉しいです。

私にはいつも通りではありますが、人によってこのように伝わっていることが本当にありがたいです。


超法寺はどんな時も精一杯お勤めいたします。

法話も可能な限りきちんと取り次ぎます。

これはお布施に関係なく超法寺スタイルです。

是非とも安心しておまかせください。


これからも地元入間市で皆さまの悲しみに少しでも寄り添えるように勤めてまいります。


さて、今日のお言葉は、酒井雄哉師の

『仏様は普段のままの気持で信じる人も信じない人も見守って下さる』


師は、浄土真宗の僧ではなく、比叡山千日回峰行をなされた方として知られています。

私も一度比叡山でお目にかかったことがありますが、特別なオーラは感じられませんでしたが、言葉一つ一つに落ち着きと説得力があったのを思い返します。


この詩の意味は、最澄、のちの伝教大師は、自分の生涯がどうあるべきかについて希望と誓いの文章を著した。最澄二十二歳のときである。

後に『願文』と呼ばれるこの文章の一節で、「愚が中の極悪、狂が中の極狂、塵禿(じんとく)の有情(うじょう)低下(ていげ)の最澄」と、自分自身の弱さ、愚かさを鋭く指弾している。

当時、仏教の主流は、「悟りをひらくのは自分のためであり、人のためではない」という考え方にあった。


けれど、大師が目標としたのは「伏して願はくば、解脱の味独り飲まず、安楽の果独り証せず、法界の衆生と同じく妙味を服せん」ということ。

大師は『法華経』にあるように、「衆生とともに果を得たい」と考えたのだ。


「一切衆生悉有仏性」(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)すなわち、すべてのものが仏になる性質を持っている。

生き物すべては言うに及ばず、一木一草、草木や石ころなど精神作用のない無情にさえも仏性があるとし、発すれば(強く願えば)誰でも仏になれるというのが、大師の教えであった。


この教えは受け継がれ、鎌倉時代には、法然聖人、親鸞聖人、日蓮師、栄西師、道元師、一遍師といった各宗派の開祖を生み出し、日本仏教の礎となった。


酒井阿闍梨は、この教えを自らの道しるべとしてきたようだ。

あなたも私も、信じるときも信じていないときも、仏様は変わらず見守っていてくださる。

そういう目があることを信じるだけで、何かが変わってくる。〈細溝高広氏〉



聖道門(修行道)、浄土門(在家)の違いはありましょうが通じるものがある。

きちんと正しく受け止めていくことによって【仏心】を知らされます。

私たち浄土真宗の教えを仰ぐお互いは、常に南無阿弥陀仏を通して味わっていくべきであります。

こちらに南無阿弥陀仏を置いてしまうから訳がわからなくなってしまうのだと思います。


私たちは自分ではどんなに頑張っても【地獄】行きの日暮ししかできないのですからね。

この位置付けを常に忘れずに生きて行きましょう。ついつい忘れてしまい、善人顔(つら)していないでしょうか。

阿弥陀さまは、煩悩具足の凡夫を救うために仏さまになられたのですから。

【凡夫】というお恥ずかしい我が身を忘れないようにしたいものです。


あ、それから本日、幸福の科学創設者の大川隆法さんが亡くなられたそうです。66歳。


後妻さんと五人の子どもさんのバトルがこれから繰り広げられるのですね。さてさて。

我がきょうだいはお陰さまにて今のところは平穏であります。創始者は遺言を残す義務がありますよ。書いていないかな、どうかな。

衷心よりお悔やみ申し上げます。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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