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お浄土参りの秘訣(5)

41、聞いて覚えて分かって知っても 元の「いも虫」、考えても「いも虫」、

思うても「いも虫」。罪が消えねば地獄必定(ひつじょう)、因果厳然(いんがげんぜん)

あな恐ろしや。仰げばそらに 願力の月。愚痴に還りて往生す。


42、如来の本願 祖師聖人のおことばを 尊くいただけ 重くいただけ。

  素直になって 名号を聞けば 信心歓喜。三有(ぬ)生死(しょうじ)の雲晴るる。


43、無碍光や 無明長夜(じょうや)の闇を破す。はからいの 雲きり風(光明)に払われて、月(本願力)ははだかで 照り渡るなり。何んぞして こうなって ああなってと

思うは自力。隣りの花は 赤く咲く。


44、「自信教人信」難中の難、「讃嘆」(さんだん)と「慚愧」(ざんぎ)する人念仏行者。ありがたい はずかしい 勿体無い。


45、「心に思うこと 叶わずとも 地獄の苦には比ぶべからず。」「教人信」と踏み出せば 苦は苦ながらに 苦を超えて、早や光明裡に闊歩(かっぽ)する。


46、親様の分らぬうちは 真実信心 難中之難(なんちゅうしなん)、親様分かれば 易中の易。本願力にて往生す。


47、親様ござる 何の事もないわい。こんな事かい。一足飛びで お浄土へ。日本一の幸せ者。


48、本願力の 月かげ仰げ 眼をつけよ。云うこともなし 聞くこともなし。ああ

あの月が 云うもおろかよ あの月が 讃うる声も 光りなり。


49、本願力は大きいでなあ!参れぬものが参られる。本願力は大きいでなあ!真暗がりでも参られる。


50、云えばはからい 云わねば知れず 下戸(げこに)分からぬ 酒の味。信のない人 口を開けば 皆うそじゃ。


※自分が賢いとか偉いとか、他人を責めて生きる人、皆自力に頼ろうとして生きる。だから寺にも参れず、阿弥陀さまの親心がわからずじまい。結局くたびれ儲け。

せっかく、あの父母が人生をかけて教えてくれた我が無常迅速、生死事大のこと。

自力ではどうにもならんぞ、我が人生。まかせてごらんよ、楽になるで!

親の喜び南無阿弥陀仏。


今日もお慈悲の水に浸かって南無阿弥陀仏。

気持ちいいぞな。ありがたや南無阿弥陀仏。


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