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父の三回忌

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

皆さま、こんばんは。

今日は雨がよく降りましたね。

我が父は生前、見事に雨男でしたから父らしいと妹と笑っていました。

お昼は、さいたま市西区の霊園で法事を勤め、おかげさまで父の三回忌に間に合いました。

千葉市中央区の大願寺で親族で集まりました。

この度も千葉勝浦市のご住職に導師を勤めていただきました。素晴らしい声明に感謝申し上げます。また父の義兄たちもお参りくださいまして賑やかでありました。きっと父もお喜びだと思います。2年経ちましたがやはり寂しい寂しいですよ。

三回忌が済みますと次の7回忌まで4年あきますから、きっと誰かしらいなくなるのでしょうね。


生きることはそういう世界であります。

もちろんそれが私であることも十分考えられます。諸行無常とは、老若男女は関係ありません。だからこそ「今」が大切だと思います。

どう「今」を過ごすのか。

不足を言うばかりでは勿体無いです。

たった一つのピースが欠けるだけで私はここに存在できないからです。

当たり前の無い世界であります。

そんなことを改めて考えさせられました。


だからこそ法事の場に身を置くということは大切なのですね。大切なのですぞ。

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」


出会えたことに感謝でありました。

遇い難い縁に父が遇わせてくださいました。

有り難きしあわせでした。

南無阿弥陀仏

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