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執筆者の写真超法寺の住職

一周忌

更新日:2023年7月31日

皆さん、おはようございます。

今日も朝から快晴です。

今朝は千葉市中央区で朝を迎えています。

やはり大都会ですね。


この度は母の一周忌でした。

一年前はまだ母が居てくれました。

日の経つ残酷さを知らされたこの一年でした。

毎日母の遺影と語り合う一年でもありました。

母に喜んでもらいたい。母に安心してもらいたい。そればかりが私のモチベーションでもありました。


様々なことがある中、私は何をしようとしているのか、何を目指しているのか、誰のためになどと考えることが増えてきました。

不安がよぎり、熱意が。


この度の一周忌には母のきょうだいが遠路はるばる来てくださいました。

あ〜母は皆に愛されていたんだなぁと嬉しく思いつつ、大願寺を継いでくれた妹が導師を勤めてくれて法話までしてくれたのです。

初めてだったって言ってたけどなかなかでした。

まさか妹のそのような姿が見られるなんてね。

兄は大変嬉しかったです。

母もさぞ泣いて喜んでいたことでしょうね。


今、ホテルから見ている街の姿は僕が居た時と何にも変わらない。

でも、僕はもうここには居ないということだけが違う。今更ながら僕がこの街を出たということだけが。


我が人生の最終章、何があるのだろうか。

それは今は分からないのかも知れない。

でも生きて見りゃきっとわかるのだろう。

ね、お母さんそうだよね。

あなたがくれたこの尊い【いのち】、その輝きは色褪せないよ。

お母さん、いっぱいいっぱいの愛をくださりありがとう。

でもまだしばらくはあなたを忘れることはできそうにありません。


それでも私自身が【無常】の真っ只中にいることを再認識しました。長い間お世話になっております伯父や叔母にも会えて嬉しかったです。

次がまたあるかどうかは誰にもわかりません。

それでも南無阿弥陀仏が申せるお互いは必ず【お浄土】での再会が約束されたお互いであります。よくよくお聞かせいただかねばなりません。


今日も一日、南無阿弥陀仏を称えながら、私のいのちを明るく力強く生きていきます。


皆さんも暑いので体調に気をつけて7月最後の日を大切にお過ごしください。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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