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命を皆救いたい阿弥陀さま

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

更新日:2023年4月3日

皆さま、こんばんは。

そろそろ寝ようかと思いネットチェックすると、YMOの坂本龍一さん(71)が亡くなられたとのこと。

衷心よりお悔やみ申し上げます。合掌念仏

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏


先だって亡くなられた高橋幸宏さんに続きまた一人この世を去ってしまいました。

「ごっつええ感じ」での、アホアホマンのお兄ちゃん役が懐かしいですね。


時代はいつも移り変わる、諸行無常であります。

【なごりおしく思えども 娑婆の縁つきて力なくして終わるとき かの土へは参るべきなり】


3月28日に都内の病院で亡くなられた。

昨年12月11日に全世界配信されたピアノのソロコンサートが最後の公の場になったそう。

盟友であった高橋幸宏さん(71)が今年の一月に亡くなられた際には、SNSにグレーの画像のみを投稿されていました。

さて、最後のYMOメンバーとなった細野晴臣さんはどのような心中なのでしょうか。


生前の坂本龍一さんは、2014年に中喉頭がんと診断され、治療の末に寛解。

しかし2020年6月に直腸がんと診断された際には、治療しなければ「余命半年」と告げられたといいます。

手術では、最初に癌が発生した原発巣と肝臓2箇所、転移したリンパの腫瘍、さらに大腸を30センチも切除。また両肺に転移した癌を摘出するなど1年で6回も手術を受けた。

その後は通院して投薬治療をされていた。


さて坂本龍一さんは、阿弥陀さまにはお遇いできていたのだろうか。

南無阿弥陀仏を耳にすることができていたのかが私は一番危惧しているところです。

人間は「悟り」を成し遂げることはとても難しい。ほぼ無理だろう。

仏力[本願力]によらざれば悟りを得ることなど無理だろう。

本願力のはたらきに出遇うことは実に難しいと言われます。

何故なら人間は、仏法がとても苦手で避けたがります。


生まれたならば、必ず老い、病、死からは何人も逃れることができないというのに、死ねば天国などと、実に呑気に考えておられる。

仏教では天国はまだ迷いの境地であるという。

本当の悟りとは、二度と輪廻転生しないものです。


阿弥陀如来は、南無阿弥陀仏(阿弥陀にまかせよ、阿弥陀の名を称えよ、必ず浄土に生まれさせて仏にならしめん)に全てを込めて私たちに届けてくださいます。


そういう私も縁がいつ尽きても何ら不思議ではありません。

もう56歳だからね。

人生50年•••、もう6年も長生きしています。

そろそろ人生最終章であります。


坂本龍一さんはたくさんの作品をこの世に残されました。偉大さは今後もずっと語られていくことでしょう。


私はまだ何も残してはいません。

今、命を終えたら皆んな忘れ去られてしまいます。せっかく人間に生まれさせていただいたのに、せっかく新しいお寺を作る使命を得たというのに、道半ばで人生を終えたくはないと思う。しかし、そんな私の想いは私の都合良くはならない。

だからこそ、すこしでも皆さまの心に残るような生き方がしたい!

そう思って生きています。

もう両親もこの世から去りました。

私を認めてくれる親はもう阿弥陀如来さましかおられないのです。


一人でも多くの方々に南無阿弥陀仏のお声をお伝えしていくことが私にできることであります。誰もが笑顔になれる、そんなお寺を目指していきます。

坂本龍一さん、長い間お疲れ様でした。

また、お遇いしましょう。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏


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