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45人の仏弟子誕生

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

皆さま、こんばんは。

今日は普段にも増して充実した一日でした。

超法寺初の帰敬式(お髪剃り)受式者が2名もありました。

大変おめでたい日に同行をさせていただきました。住職として、これほど嬉しいことはございません。南無阿弥陀仏。


午前中、車2台で(住職がお通夜のため)築地本願寺を目指しました。受式者のOさまは築地本願寺に来たのが初めてだったようで大変喜んでおられました。

本堂でお参りして、境内にある親鸞聖人像へ参ってから和田堀分院に向かいました。

確か築地本願寺では今日は和田堀分院での帰敬式は20名と聞いたのですが、実際にはな、何と45名も受式されました。


晴れの日にこれほど多くの方々と一緒にお髪剃りに臨めたのはOさまも大変良い思い出になったことでしょうね。


実は和田堀分院は、私が小学校1年の途中までいたのです。思い出いっぱいのこの場所で、いるま布教所超法寺初の帰敬式を迎えることができたのは、よほどのことだったのでしょうね。

受式されている後ろ姿を見ながら感慨深い思いを感じていました。


軽やかにお念仏が出てくださいました。

有り難いですね。

受式後、皆さまと集合写真を撮りました。

私もご一緒させていただきました。照れ

築地本願寺新報に載るのが楽しみです。


和田堀分院の墓地はたくさんの有名人の墓地がございます。

私はお通夜に行かねばならなかったので、ゆっくり出来なかったですが、九條武子さまのお墓にお参りしました。


さて、今日の帰敬式で安永宗務長のお言葉、「お髪剃りを受けるということは、自覚を持つことです。」と言われましたが、グッときました。受式後、Oさまも感慨深くおっしゃっていましたが、その通りだと思います。

これは受けた人にしか実感が湧かないので、言葉で説明するのは実に難しい。


最近は、皆さま、「時間がないから」とか、「面倒だから」とか自身のご都合を優先されて生前法名授与を怠る方々は実に多い。

悲しいことです。

にわかですから、なかなか「念仏者」が育たないのです。

「法名」をいただくとは、「死者の名前」ではありませんよ。

「法名」をいただくとは、「仏法を聴聞しながら、お念仏を称えながら、この苦難の、苦悩の人生を阿弥陀如来さまと二人三脚で生きていくことへの誓い」であり、覚悟であり、自覚だと思います。


阿弥陀如来さまとご一緒とは、決して独りぼっちにはならない安心な安らぎの人生なのです。

これを知らずして安心して生きれるほど私たちは強くはありません。


これからも一人でも多くの方々に「帰敬式」を受けていただいて浄土真宗の門徒となって力強い人生を歩んでいただけるお手伝いをさせていただきたいです。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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