皆さま、夜分に失礼します。
今日は朝から走り回ったためお寺に戻って早々にダウンでした。すると案の定、この時間に目が覚めるのですね。老化の特徴であります。
老化と言いますと、やはり今叫ばれている2025年問題ではないでしょうか。
若い世代65歳までの方々は現役世代でしょう。しかしながら私のような自営業(非法人)は給料の保証などありません。つまりまたコロナ禍のようなことが起こったらダメージがやはり半端ないのですよ。
あの時はそもそも仕事依頼などもあまりなく、モロにダメージを受けてしまいました。
【持続化給付金】が無ければ、とっくに路頭に迷っていたはずです。
何とかギリギリで踏ん張れてはいますが、まだまだダメージを乗り越えた訳ではありません。
布教所である立場の私は将来の法人化に向けて、とにかくお金が必要です。50代後半でもある初老は何かとお金がかかります。布教所運営も含めて固定費、管理費は大変。
賃貸で払うより早く物件を買った方がいいとは言われますが、今の状況で高額ローンを抱えるリスクはどうなんだろうか。
蓄えもほとんど無い。コロナ禍で全く仕事が無くなり支払いするだけで膨大の蓄えを失いました。つまりは身を切りながら何とかギリギリの状況であったわけです。
今借りている家はもう住んで長くなりましたのでオーナーからも買取を打診されてはいます。そのため選択枠には入っています。
そんな中、大切な商売道具にイタズラされて修理代が目がくらむほどかかる。今は修理せずにいますが負担は半端ないです。任意はかけてはいますが保険を使えばその分、保険料は爆上がりするのでやはり支払いは増えます。
犯人を特定しても結局私のお金は増えるどころか減っていくばかりであります。
何とかなる、そんな思いを持ちながらも現実は厳しいのであります。
また人間は生活水準を上げることは出来ても、下げることはなかなかできないのだそうです。
これは実家寺でそこそこ安定的にいただいていたお給料も今では月でも半分以下になってしまいましたが、現実には生活レベルを下げるのには大変苦労してきました。切実だ。
その上。心の支えでありました両親がこの世を去り、たった独りでこの荒波に立ち向かっていかねばならないのです。親のひさしがないということは本当に辛いものですね。
皆さまもまだ親御さんがおられるのでしたら大切にしてくださいね。
今は布教所という立場で負担は軽減されてはいますが、この先お寺になっていけば猶予されている金銭負担は避けられません。
だから散財などできない。
ギャンブルなどもってのほか、宝くじなどお金持ちや賢い人は決して買いません。損するだけですから。でも入間市の大型パチンコ店の駐車場は満車でしたね。皆さんお金に余裕があるようですね。パチンコは競馬や競輪のように国庫へ入る税金がありませんからオーナーは爆儲けで笑いが止まらないことでしょうね。
その上、オーナーの約八割はお隣の出身者で何とか実験の資金源とも言われていますよね。
国も2025年問題で、防衛費の増額に加えて団塊世代が増え医療費が若い世代の二倍にもなり、それでいて後期高齢者の医療費負担は三割が少なくなり、一割、二割負担が多い。現役世代ならまだ税負担は軽いでしょうが、その数は確実に減っています。
ではどうやって対応するのでしょうか。一説には医療費負担だけで三兆二千億円も増えるようです。
それをきっとまた消費税で賄うことになるのです。では、どれほど上がるかわかりますか。
3パーセントから5パーセント上がる。
消費税を1パーセント上げると税収は二兆円増えるらしい。それなのにどうして3パーセント以上も上げるかと言えば、消費税を上げると消費者の買い控えに繋がるからその分、税収が減る。だから余分に増税するそうだ。
つまり貯蓄が無いとあっという間に借金生活が待ち受けるのでありますよ。
社会保険料負担も増える。消費税も上がる。もちろん住民税も増える。
40歳代の平均貯蓄は約400万とも言われていますが、それくらいはコロナ禍でもあればあっという間に無くなります。
だから呑気にギャンブルなんかで浪費している場合じゃないのです。
どうせギャンブルするなら株式投資やNISAがいいと思う。現に私はただ銀行に預けていても利息など、1回の振込手数料にもなりませんから全て運用に回しています。
もちろんリスクはありますが、ギャンブルで浪費するより遥かに安全ですよ。
世界中で戦乱、地震、大災害が頻繁しています。日本も他人事では済みません。
私も今の状況で走り回れるのはきっと10年位でしょう。そんな状況でこの布教所をどこまで育てて行けるかを理想ではなく現実味を考えながらやれるのかを真剣に考えております。
ご縁を結んでくださる皆さまになるべく負担をかけずにしていくためにはどうすればいいかを常に思案しているのです。知恵をお貸しください。
2025年問題は待ったナシです。
タクシードライバーや宅配ドライバー不足も取りだたされています。これは序章に過ぎないと思います。
「生きるということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、誰かに借りを返すこと。誰かに借りたら誰かに返そう。誰かにそうして貰ったように、誰かにそうしてあげよう。」(永六輔さん)
切実な問題から目をそらさずに「今」をいかにして生きていくかを皆さまも考えませんか。
おやすみなさい。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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