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執筆者の写真超法寺の住職

身につくのは難しい

皆さま、こんばんは。

連休はいかがお過ごしでしょうか。

明日はかなり暑くなるようですので、お互いに体調を崩さないように十分気をつけたいですね。


さて今日のご法事の反省と感想です。

三回忌でした。大人、子供を合わせて約20名と最近ではなかなかの大人数でした。

子どもさんが多かったので、なるべく難しくない話をしましたが、時期的の地獄についての話になぜか大人たちはニヤニヤする人と、真剣味溢れる顔でじっと聞いておられた方に別れましたね。あまりニヤニヤはないですが何が面白かったのか私には最後までわからなかったな。

礼拝堂でのお参りは30分以内と決まりがあるため、「等活地獄」についてのお話をしたのです。詳細はまた改めて。


私はいつも皆さまにご確認します。

「死んだら地獄に行くと思っている人」

今日は0人(いつもそうですね)


「死んだら天国に行くと思っている人」

今日は4.5人でしたね。


「皆さまは残念ながら天国には行かれないよ」

と、私が話すと少し驚いた顔をされました。


どうしてそうかとお話したら不思議そうな、わかったようなわからないようなそんな感じでしたね。ま、大体いつもそんな感じではあります。


やはり平素から仏法聴聞をされていない方はそういう反応なのでしょうね。

だって明日か明後日か、来週か来年かわからない我が人生だと言うのに、自分が死んだらどうなるかがわからない、考えもしないって却って不思議です。私からすれば。


「死ねば仏」を信じたいのかな?


あれは仏法聴聞をしない方の願望であり、そんなことは仏さまは一切仰ってはおられません。


【弥陀の本願を信じ、念仏もうさば仏になる】


だいぶ違いますよね。

阿弥陀さまは大変なご苦労でありますね。

他力のお仕事って、私たちが考えるよりはるかに大変なお仕事なんですよね。


だからこそ阿弥陀さまは、一人でも多くの人々に南無阿弥陀仏を称えさせてお浄土に生まれさせるためのご苦労をされているのです。


亡き人への願望があまりにあり過ぎて、亡き人の私たちへの願いが疎かになっているように感じているのは私だけでしょうか。


そんなことを感じたご法事でありました。

さて、皆さまは命終わったらどこへ行く予定でしょうか。


私は幼き時分におじいちゃんが教えてくれた、「わしらぁのう、お念仏申してのう、お浄土へ参らせてもらうんじゃけえのう。お前ものう、南無阿弥陀仏申しんさい。」というこの言葉を繰り返しながら、ただナンマンダブツ、ナンマンダブツ•••••、とお念仏を称えながらの毎日づあります。


おやすみなさいませ。南無阿弥陀仏

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