夜分に失礼します。
しかしながら寒くなったですね。とても薄着ではいられなくなりました。
ホッカイロが手放せなくなりました。皆さまはホッカイロとマスク備蓄
しておられますか?すっかりマスクをして歩く人が少なくなりましたが、
決してコロナ禍は終息していませんよ。
もちろんインフルエンザだって猛威を振るっていますから油断してはな
りません。
さて、オリックスの山本由伸さんがポスティングでドジャースに移籍が
決まったニュースが流れましたね。大谷翔平と同じチームとなった。
先のWBC世界一の立役者、二人のエースが同じメジャーチームで活躍する
のが楽しみでなりませんね。これは元気に長生きする糧としないとですね。
12年契約総額3億2500万ドル(約462億7000万円)というビッグ契約。
これも大谷翔平のおかげでしょうか。後払い契約の恩恵ではないでしょうか。
日本のエースがこれだけの高額契約が結ばれるのは大谷翔平効果でしょう。
ドジャースは来年からジャパンマネーがたくさん入り、日本人が多く観戦するだろうし、注目度を考えれば決して高い買い物ではないのかもしれませんね。
ただ実際彼はメジャーで一球も投げていないので博打の要素もあるのかもしれませんが。この契約で、オリックスにもたくさんの譲渡金が入ると言う。
その金額70億9000万円。
松坂大輔、ダルビッシュに次いで三位。
オリックスが先の吉田正尚と含めて92億超の(92億8875万円)を受け取ることになると言う。これはオリックス全選手の年棒4年分にもなるようです。
商売上手なんですね。
これでオリックスはソフトバンクから盟主の座を奪えれば安い買い物でしょうね。
ライオンズにも頑張ってもらいたいですね。資金力には太刀打ちできませんが。
さて今年も残りわずかです。
今年も多くの方々にご縁いただきました。
葬儀はここまで79件もいただきました。
昨年よりは減っていますがそれでもありがたいことです。
紹介業者を通じてですのでお布施自体は多くはありませんが、おかげで超法寺を
維持することができました。感謝申し上げます。
多くの方に助けていただき、たくさんの方々の支えによって生かせれている私です。
このお返しを今後の寺院活動に一層生かしていかねばなりませんね。
さて、とある古い「読者ノート」に死刑囚のうたが記されてありました。
「愛情に飢えし死刑囚賜りし、菓子を地に置きアリを待ちたり」
好きで人を殺すような人間になったのではない。
きっとつらい、寂しい、惨めな環境があったのです。
親の愛、肉親の愛に飢えて育ったのでしょう。
惨めな環境があったのですね。
自分もそう人を愛することがなかった。いやあったのかもしれないけど、裏切ってしまったのかも知れないし、表現できなかったのかも知れません。
まもなく自分の人生は終わる。せめてアリにでも愛情を注いでやりたいのです。
「世のためになりて死にたし死刑囚の、目はもらい手なきかもしれん。」
何をして生きてきたか。振り返ってみると、何一つ世のため、人のためになることをしてはいない。これで人生が終わったのでは申し訳ない。
何かせねば、「死刑執行の後、この両眼を目の不自由な人にもらって頂こう」そう思えども、死刑囚の眼では、もらってくれる人もいないのかも・・・。
この人にも仏心が宿っているのです。
それに気づかずに生きて来た人生が悲しい。
称えれば「ナンマンダブツ」という相(すがた)となって、全てのものに仏さまが宿っておられるのです。そのことに目覚め、お念仏を称え、仏の大慈悲(相手の身になる)の心に促された人生を歩みたいものです。
私のお役目はなんだろうか。何にも自分ではできない。
世間知らずがここまで生きて来ました。
親の保護で大きな態度で一人前の顔をして生きて来ました。
その両親も今はない。もう私を包む親の愛情は無い。
いや、そえではない。
ナンマンダブツという声となって「親さま」がこの私を包んでいてくださっている。
安心の中にあるのです。
この未熟な住職を助けて、支えてくださる尊い人が私にもいてくださいます。
何とも勿体ないことでしょうか。
深い因縁の中でお遇いさせていただいた大切な人。
そんな人に住職はすぐ甘えてしまう。お調子者です。
この死刑囚の切なる思いを汲みとってあげれる僧侶に私はなりたい。
少しでも人のお役に立ちたい。ナンマンダブツの温もりをまだ知られない方々に
お伝えしたいのです。
頑張っていきます。
明日はクリスマスイブ前夜祭ですね。
私は仏教徒だからクリスマスはしません、などと小さいことは申しません。
世界三大覚者の一人の誕生すら祝えないなんて悲しいことです。
三大覚者ってわかりますか?
おやすみなさいませ。ナンマンダブツ
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