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西本願寺通夜布教聴聞

皆さま、おはようございます。

昨夜は宗祖親鸞聖人御正忌報恩講の通夜布教をYouTubeでお聴聞させていただきました。

皆さま大変によく学ばれておられて頭が下がる思いでした。


いかに私が学び不足かを思い知らされました。

今更ながら学生時分にもっともっと学んでおかなかったのかと思いましたが、今更間に合いません。全ては「今」なのだから。

以前、阿部先生とお話をさせていただいた際にそれに気づかせていただきました。


人それぞれに仏法に遇わせていただくタイミングが違うものだから。

阿弥陀さまはそれぞれに合ったおはたらきをしてくださいます。

凡夫(死ぬまで煩悩から離れられない者)たる人間は常に自分を基本にして、自分が正しいと自分が好きなものを大切にしようとします。

しかし自分が好きなものが正しいとは限らないものでもあります。


私も学生時分に、親がせっかく道を敷いてくれたというのに、自分が思った道を選んだことがありました。

浄土真宗の教えを疑い、自力修行の道を選んだ愚か者です。しかしながらその経験から私に合った道は自力なんかじゃなくやはり他力しかないということに気づかされたのでした。


俺が俺が、私が私がと常に私を信じて他者を否定して生きようとする人間の姿。

阿弥陀さまをそれを悲しまれ、何とかして真実に目覚めさせたいと願いをかけ、はたらいていてくださいます。それなのに自ら自業苦(地獄)の道を歩もうとする凡夫です。


阿弥陀さまを仰ぐことを知らなければ真実など疑いの心などどこへやらであります。

この度の通夜布教でご講師(布教使)は、それぞれのお味わいをお話しくださいました。

皆さまよく学ばれておられますから情報量があまりに多くて私には吸収、受け止めが大変でした。

だから私の布教姿勢とは違うなぁと思います。

それもそれで、阿弥陀さまの他力の道から離れなければいいのかな、そんな感想でもありました。


私も往生させていただくまでに一度は通夜布教にお呼びがかかるような、そんな布教使になりたいなぁと眠たい目をこすりながら感じました。道は険しくとも今は超法寺を寺院化するのが最優先だけどね。


お聴聞って心が軽くなって素晴らしいと思う。

お疲れ様でございます。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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