皆さま、おはようございます。
昨日は超法寺始まって以来最大人数の方が法話会へお参りくださり住職はかなりテンションが上がりました。初めて来られた方もありました。手狭なお寺ですみませんでした。
この度は秋季彼岸会ということで、『仏説阿弥陀経』をお勤めして、参拝者のご挨拶(初めて来られた方がいる場合は必ずします)、『御文章』拝読、法話(浄土真宗の彼岸とは)、仏教讃歌「恩徳讃」
超法寺の法話会はお寺さんが一方的に話すのではなく、その度々に皆さまに「お分かりですか?」と、ご確認をしながら取り継いでいます。分かったつもりや間違った受け取りを避けるために蓮如上人も法座後に車座になってしていたと言われます。
仏法聴聞は、初心者にはかなりハードルが高いと思う。初心者にもわかる法話を、などと近年では推奨されていますが実態はやはり専門用語や解釈を使ってのお話が多くなりますからね。
だからこそ、逐一、受け取りや解釈違いを避けねばなりません。
とかく楽な言葉や、間違った受け取りをしている方が多い。だから学習していても油断せずに繰り返し繰り返しての聴聞(法話を聞く)を重ねていくべきなのです。
また、超法寺では超法寺を応援してくださる方を募っております。お寺は住職の熱意だけではどうにもなりません。やはりお寺を住職を応援してくださる方があればこそ、お寺が育っていくのだと思います。
今までは自助努力であれこれ皆さまに提供してきたサービスは未来への投資の一貫です。
なるべく皆さまにご負担いただくことのないように今後も努めていく所存です。
ただ葬儀や法事の多くは派遣業者からの紹介で、紹介料をお支払いしなくてはなりません。
その負担を考えると、やはり直接ご依頼してくださる方が増えていただかなくては、よりよいサービスの提供が難しくなってしまいます。
超法寺は以前からお話ししているように【強制】はいたしておりません。
お布施も基本、皆さまのお心遣いにおまかせしております。仏教ではこれを【財施】と言います。【喜捨】という言葉を使われたりもします。なかなか皆さまには聞き慣れていないとは思います。
さてこの度は、門徒になる、菩提寺になるとはどういうことなのかをご紹介します。
私は門徒とはお寺さんファンクラブという概念を持っています。
まだ超法寺では正式な門信徒会は組織されていませんから、年会費とか活動費について規定されていませんから、今後も超法寺を応援し、一緒に超法寺を育ててくださる方に【門徒】になっていただきたいと考えています。ですから、お供物としてお花や果物や飲み物などをくださることも大変有り難く住職は喜んでいます。[お金じゃなきいけないのではないのです]
【信徒】は、既に菩提寺があり、今は離郷していて普段は近くにある超法寺でお世話になり、法事は菩提寺さんに勤めていただく方を言います。超法寺はそういう形でも全く構いません。
仏法聴聞の場【聞法道場】が浄土真宗ですから。
さて門徒(檀家)とは、特定の寺院に所属をして専属的に仏事(葬儀•法事)を勤めていただく代わりに、お寺を経済的に支えていく家、人(浄土真宗では門徒)のことを言います。
僧侶派遣業者に頼まれる方が増えてきた背景は、このような煩わしさから解放されずに気軽に一度だけのお参りを頼めるということだからでは無いでしょうか。
しかし現実には菩提寺さんへするお布施よりかなりの高額な料金を支払わねばならないというリスクや、自分たちが希望していたようなお坊さん(僧侶)が来てくれるかはわからないことも理解しておかねばなりません。
遠方からのお寺さんが嫌だとか、毎回違うお坊さんが来るからコミュニティが取りづらい等のリスクも考慮する必要があります。
所属寺(菩提寺)があれば、基本的に普段から何でも気軽に相談できるし、料金は発生しません。(お布施•志は強制しません)
お仏壇、お墓などの購入に対しても気軽に相談もでき、超法寺では提携業者を紹介してお安くもなり、また何より安心できる業者を手配していただけます。
つまり浄土真宗では使わない物などを知らないうちに買わされたりすることも回避できます。
普段はなかなか人と関わることがなくても、お寺へお参りする方を通して安心できる仲間を作ることができます。同じ故郷の人、同じ街の人などが集います。ですから怪しい宗教に怯えることがありません。
煩わしいと思うことは多いでしょうが、私も皆さまも同じ【無常】を生きているお互いです。
また、【煩悩具足の凡夫】ですから、阿弥陀如来のお救いをいただいて南無阿弥陀仏を称えながら【お浄土】までご一緒の人生を歩ませていただくのです。素晴らしいことです。
生まれも育ちも年齢も違う人たちが共に集い、仏法を聴聞しながら生きていく世界って、ちょっと身の回りにありそうで無いと思いませんか?
私の日暮しは、阿弥陀さまから賜ったおかげで遇わせていただけた方々と共に生きていくのです。そして【今】悩み、苦しみ、悲しみで孤独感、喪失感から立ち直れずにいる方々に少しでも寄り添って生きていきたいのです。
お力からになれたら、お手伝いできたらいいなぁなどと考えています。
どうぞ無宗教の悲しさではなく、真実の教えに出遇って強く明るく生きてみませんか?
お金がないならお寺へは行かないではなく、仏法聴聞する場に遇うことを大切にしていただきたいです。超法寺はなるべく皆さまに金銭的なご負担をお願いしなくてもいいようにこれからも精進してまいります。
【涙】という字は、「本当のあなたに戻らせる」という意味があるそうです。
阿弥陀如来のご本願は、まさにそのような仏さまであります。
さて今日も一日、南無阿弥陀仏をいただきながら歩ませていただきます。
皆さまも良い日をお過ごしくださいませ。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
※追伸
埼玉西武ライオンズのマスコット、レオがギネスブックに登録されました。
[31回のバック転が新記録!]30秒間に〉
埼玉西武ライオンズのチームにも諦めずに頑張っていただきたいですね。
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