皆さま、こんばんは。
今日は初めて埼玉県庁へ行ってきました。
学事課の宗教法人担当へご挨拶がてら宗教法人化に向けてどのような手続きが必要なのかをお聞きしてきました。
埼玉県庁って思っていたイメージより昭和感が強かったですね。そのためか、初めてだということもあり、めちゃくちゃ緊張しちゃいました。築地本願寺の開教担当主任と、いるま布教所担当がご一緒くださいましたのでたすかりました。
そもそも超法寺(築地本願寺いるま布教所)が首都圏都市開教拠点として活動をさせていただいているのは、お寺として社会的に寺院として認知していただくことであり、同時に浄土真宗本願寺派は入間市にはありませんので、入間市に親鸞聖人のお伝えくだされたお念仏を皆さまにお伝えする【念仏の道場】として皆さまの集いの場として提供していくことを使命としています。
今後は年間の活動報告や収支などを定期的に報告していくことになります。
三年間を基本にしながらのようです。
具体的には、
①自己所有物件取得(現在は借家)
②認証には借金無し(ローン期間を短く)
③寺の規則を制定し、それに伴う活動をする
④総代会を発足させ、住職とともに共有
⑤寺院活動を目に見える形で資料とする
⑥住職が専任として生活できる収入の確保
⑦相当数の信者がいること
⑧法令に反せず、公共の福祉を害しない活動
※活動報告期間中、所在地を移転したり、礼拝施設を建て替えたりした場合、報告期間を延長することもある。
※法人の永続性を確認する方法として、施設を所有していること、負債の返済が終わっていること。
※宗教の教義を広める、宗教の儀式、行事を行う(資料、写真等を添付)、信者の教化育成を行う(名簿作成)
以上の事柄をこれからも積極的にしていく。
定期的に報告する。
現在の課題はもちろんご依頼いただくお参りを安定的に増やしていくことであり、それに伴い自己所有物件取得の資金を確保していくことに邁進していきたい。
このような手続きが必要です。
頭が痛いですが、お寺を始めていく方々は皆さま、これを頑張っておられるのです。
私も未熟でありますが、夢の実現に向けてできる限り頑張っていきたいです。
これは私一人では決してできるものではありません。超法寺にご縁をくださいます皆さまのお支え、お力添えがなくてはなりません。
ご負担をおかけすることになりましょうね。
それでも、せっかく遇わせていただけた南無阿弥陀仏、その往生成仏の道を教えてくださったあらゆる方に対する感謝のためにもこの身を捧げて行きたいと住職は思っています。
先人の方々のお言葉をいただきます。
「一人一人の生き方の表現を大切にするのがナモアミダブツ」(白山大慧)
※人々は、特色のある自分を見つけ、それを喜ぶ人になりたい。
「人生は短い。宝石の如くにして、それを惜しめ」(白山大慧)
※人生の一日一日、一刻一刻を貴重な宝石に変え、さまざまな出遇いの一つ一つに輝きを与えくれます。
「一日一日の積み重ね、それがあなたの一生だからこそ、今日という日を大切に」
(三宮義信恩師)
※人生を旅に例えます。苦しみ、悲しみという重い荷物を背負って、今日もまた人生の旅を歩み続けるあなた、あせらずに、気おわずに、一日一日を誠実に歩み続けてください。今日一日をどんな気持ちで生きたかによって、明日からの、あなたの人生の方向が決まってきます。
「今日一日ぐらい」と思わないでください。
「生活は貧しくても、心の豊かな人。生活は豊かでも、心の貧しい人。どちらが幸せか?」
(三宮義信恩師)
※世の中はずいぶん進歩しました。物質は豊かになりました。とかく物質至上主義の昨今です。しかし私達は、パンだけで生きているのではありません。物質のほかにも、大切なものがあるはずです。物質の豊かな時代も、反対に欠乏している時代も、いつも心豊かに生きていく道があります。
それは仏の教えに生きる道です。
懐かしい恩師の言葉に触れていると、生前の恩師との語らいが思いだされました。本当に優しく語りかけてくださいました。三宮義信先生、お懐かしいです。中仏へ通わせていただき廊下での語らい嬉しかったです。卒業後も中仏へ顔を出すと、「末田君」と声をかけてくださいましたよね。「なんですか」と先生の所へ行くと「これ食べてくれ」と、ご飯をくださいましたね。先生には量が多かったのですかね。それでもいつも笑顔で優しく接してくださいましたね。素晴らしい先生との語らいは忘れません。
僕が通わせていただいた一年間は今でも宝物であります。有難うございました。また遇あいしましょう。後どれだけやれるかはわからないけど、あなたの優しさは私の力になっています。
ナンマンダブツ
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