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執筆者の写真超法寺の住職

私たち人間にとって大切な

皆さま、こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。

私は相変わらず体調不良が続いています。

さすがに全力で走り続けてきた反動でしょうか、少しさすがの住職も体力回復に時間を要するのでしょう。


ま、気持ちはいつでも天晴れです。

南無阿弥陀仏がご一緒ですからね。


私たち人間にとってもっとも大切なものとは何でしょうか。

それは人間自身、つまりは自分自身です。

そんなん当たり前や、なんていうでしょうが本当にそう思って生きておられますか。

何かあったらすぐ諦めちゃいませんか。

諦める暇があったら、私たちは自分自身がもっと心豊かに、もっと品格を高めるように常に努力しなければなりません。


そこにこそ人間として生きている意義があるのです。そして、そういう気持ちや態度は、み仏さまを拝む生活習慣の中から生まれてくるのです。

人間は66日間継続したら習慣になると聞きました。習慣となればしないと気持ちが悪くなりますよね。


例えば華やかな人生であっても、おごらず、たとえ貧しい生活であってもそれに負けずに、一生懸命に美しく生きてゆく。

それは、み仏さまの前にぬかずく生活習慣の中から生まれてきます。


親鸞聖人は私たちに、お念仏のみ教えについてさまざまなことを教えてくださいました。

しかし親鸞聖人は、私たちに難しい理屈を教えられたのではありません。


【お念仏に生きよ。阿弥陀さまのみ教えをしっかりと聞きなさい。阿弥陀さまのみ教えに従って人生わ歩みましょう。】


私たち自身がより心豊かに、より素晴らしい人生を歩むように、その道筋を教えてくださったのです。また親鸞聖人ご自身もそのように人生を歩まれました。

その姿こそ、【帰命無量寿如来 南無不可思議光】『正信偈』)という礼拝(らいはい)の姿です。

【ひかりといのちきわみなき あみだほとけをおがまなん】と意訳されています。


あらゆる人々をお救いくださる阿弥陀さまのお言葉に従って、親鸞さまは、苦しみ悩み、不安に満ちたこの人生を生き抜かれたのでした。

私たちも親鸞さまとご一緒に阿弥陀さまを仰いで拝ませていただきましょう。

阿弥陀さまのおっしゃる通りにしたら、間違いない人生を歩むことができるのです。


【私(阿弥陀)にまかせてくれ、必ずお浄土に生まれさせますよ】という確かなお言葉です。


朝夕、お仏壇の前に座り、阿弥陀さまを拝む(南無阿弥陀仏をお称えする)ことを実践しましょう。できなければ、日々の生活の中でお念仏をお称えするように心がけましょう。

きっと、あなたの考え方や生き方が変わってきますよ。


今日も一日お疲れさまでした。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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