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執筆者の写真超法寺の住職

『火葬場で働く僕の日常』を読んで

皆さま、こんにちは。

しばらくお仕事がなく不安を感じていましたが、僧侶派遣会社からの依頼もその時その時で多かったり少なかったり、全く無くなったりします。これは仕方のないことです。

私はただ、どのような要件でも精一杯勤めています。


その中でお施主、喪主、ご家族、施工業者、石材店、仏壇屋、紹介行事等、さまざまな方々に評価される立場であります。

もちろん、ご紹介いただいた案件には紹介手数料をお支払いしなくてはなりません。

また業者は喪主さまに【葬儀満足度】アンケートをお願いしてお寺さんの評価をしています。

大概は40点[50点満点]以上はいただくのですが、たまに(今まで一度だけ)16点という致命的な低い点をいただき、紹介が半年以上なくなりました。

理由は、[私の好みの読経の声ではなかった。法話も私が好きな内容ではなかった]というものでした。

また、厳しい点をくださる方は今後(葬儀、火葬式以降)ご法事はしない方が多いのもありますね。また顔を合わせるのに低い点は付けないのは当然でしょう。


嫌な思いをしたお坊さんに来てもらおうなどとは思わないでしょうから。

それだけ厳しいのですね。

近いから来てもらうとかはなかなか無い。

また業者さんからお寺さんをご紹介いただくと皆さま、お寺のホームページの有無、内容を見ておられますのでホームページは必須です。


このような状況でありつつ、超法寺は未だに頑張っています。まだ頑張る機会を持たせていただいています。

ご紹介をいただきリピート指名をいただく方が増えてきました。やはり真摯に勤めねばなりませんよね。


少しでも皆さまの悲しみに寄り添えるようにしていくことはもちろん、お手伝いさせていただくご寺院からの信頼も大切です。

超法寺に任せたら安心だと思っていただくことで優先的にお声がけしていただけるのです。

土日に空白がある時に、ご寺院からお手伝いの依頼があると本当に嬉しくなります。

また、たまにではありますが土日に予定が重なり困ることもあります。そのような時にお手伝いしていただけるお寺さんがいると、これまた大変助かります。


皆、繋がっています。

助け合いですね。

確かにお手伝いをお願いする以上、私以下では困ります。責任を持って超法寺の看板でお願いできる方でなくてはなりません。

これも大切なことです。


ご依頼を断ることは極力したくはありません。しかしながら超法寺のお坊さんは住職一人のためこれも仕方ないのです。

ですから直接のご依頼をくださる方には、なるべく午後2時以降にご法事をお願いしています。どうぞ可能な限りご協力いただきたいです。


さて先日、興味を持ち購入しました、『火葬場で働く僕の日常』はショックラージでありました。サイコです。

昨年、父母を火葬しましたが火葬中、どのように焼けていくのかは知りませんでした。

現実はどんな恐ろしいものよりも地獄の有様に近いようなことが起こっているのです。一度読んだだけで身体が震えてしまいました。

もし興味のある方は是非お読みいただきたいです。

これが現実なのです。


今日は朝からお天気も良かったので一生懸命、お掃除をしました。あまり物を置かないようにすれば掃除も楽になるのは必然ですね。

おかげでスッキリしました。

ただ、忙しさにかまかけてすぐにおろそかになるのが悲しいです。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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