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執筆者の写真超法寺の住職

忘れた頃にやってくる

更新日:2022年4月5日

皆さま、こんにちは。

今日は、あの未曾有の大災害、東日本大震災から11年のその日でした。

今のウクライナへのロシア軍侵攻よりも世界が日本が震撼した日です。

私たちは、あの日を乗り越えてきたのですよ。

忘れないでくださいね。


この度もきっと乗り越えていけますから。


忘れもしません。

私はあの日、あの時間、築地本願寺で常例法座(法話会)をお聴聞していました。

14時30分に法座が終わり、近くでランチを•••と晴海通りを勝鬨橋へ向かい歩いていました。

信号待ちしていると、急に、グニャーって揺れ始めて、まるでゆりかごのように今まで感じたことのない高周波の地震でした。

お店からお客さまが丼を手に飛び出してきたのが懐かしい。

私は車で来ていたので、早速帰ろうとしましたが首都高は閉鎖になり、下道で帰りましたが家まで7時間かかりました。(通常1時間)


大渋滞で、歩道を歩く人たちに追い抜かれた。

国道357号は石油施設が火事で大渋滞していたのですが、国道14号は片道一車線でもあり身動き取れないだろうと、あえて357で帰りました。こういう災害の時はやはりバイクがいいことを初めて知りました。


それでバイクの免許を取りましたが、入間市に来てから二度も救急車で運ばれ今は乗っていません。(僕には向かないみたい。)


また、災害の時は携帯はかからなくなるからとアマチュア無線の免許もとりました。

これを活用する日は来るのだろうか。


皆さまも明日は我が身です。

準備だけはしておきましょうね。

頼れるのは「今」自分でしておくことです。


人間の知恵には限界があります。

やはり仏智を知り、おまかせして生きていくことから多くを学んでいけるのですね。


14時46分、磬を11度鳴らし、お勤めをいたしました。あの日を忘れない。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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