令和4年10月12日に住職の父[末田龍圓]が往生をいたしました。突然のことで深い悲しみではありますが、これも諸行無常の理として受け止めてまいります。82歳でした。深い愛情で55年叱咤し続け
てくださいました。
名残り惜しく思えども、娑婆の縁尽きて、
力なくして終わるときに、かの土へは
参るべきなり。『歎異抄』
まさにこの通りでありました。
父は苦しみの中、精一杯生き抜いてくださいました。厳しい娑婆世界を自らの身をもって私たち家族に教えてくださいました。
私はただ念仏(南無阿弥陀仏)をお称えして、必ずお浄土での再会を教えてくれた父へ感謝申し上げつつ、与えてくださったこの命を粛々と生き抜いていきたいです。
お父さん、55年もの間、ご心配をおかけしました。気の休まることはなかったでしょうね。
あなたの建立された大願寺を継いであげられずにごめんなさい。
改めて、あなたが私にお示しくださいました都市開教を私なりに精一杯形にしていくことで、お父さんがいかに素晴らしい開基住職であったのかを証明したいと思います。
ありがとうございました。
そして、本当にお疲れ様でした。
あなたという「ひさし」がなくなり、私は寂しくてたまりません。「ひさし」無しに一人で生きて行かねばならないのですね。
これからは「南無阿弥陀仏」を「ひさし」として生きていきましょう。それが願いですよね。
あなたが生み育ててくれた六人のきょうだいで頑張っていきますよ。
お父さ〜〜ん。もっと生きていて欲しかったよ。
[通夜日時]10月17日18時〜
[葬儀日時]10月18日10時〜
[施行場所]大願寺 本堂
[千葉市中央区都町2-31-2]
[喪主] 横田裕晃 大願寺ニ世住職
※大願寺門信徒さまが多く参られるため、自家用車での来院はご遠慮ください。
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