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執筆者の写真超法寺の住職

愛犬と入るお墓計画中(デヴィ夫人)

皆さま、こんばんは。

豆柴を愛し豆柴と生きている超法寺です。

今日は築地本願寺の取材を受けました。

後日掲載されるので改めてご案内いたします。


ペットに優しい、飼い主さんにも優しいそんなお寺が超法寺であります。

人間もペットも命あるものすべてに寄り添っていきたいと思いながら日々活動しています。


さて昨今では少子化問題が浮き彫りとなる中、子どもたちが安心して優しく笑顔で生きていける環境を私たち大人はきちんと整えているのでしょうか。

ニュースを見ると、子どもたちが大人の都合に犠牲にされ安心どころか不安ばかり、寂しくてたまらない、そんなように感じてなりません。


もっと子どもたちに優しく、温かな環境、大人が増えていくことを願って止みません。

その一つとして、やはり身近な存在がペットでは無いでしょうか。私はアニマルコンパニオンと呼んでいます。


決して犬畜生などという扱いはしていません。

家族そのものであります。

人間のストレスからの脱却をしてくれる彼らにストレスを与えてはなりません。

人間の都合の良い時だけ【家族】などといったり扱ってはならないと住職は考えます。


しかしながら現実はなかなか厳しいのです。

人間と扱いを分けていかねばならないという現実。

私は人間が幸せになる為にはペット(動物)も幸せになってこそ本当のしあわせとなると思う。


そこでこの二年間温めてきたもの。


それは今こそ花開くべきであるということをテレビで皆さまご存知のデヴィ夫人が教えてくださいました。


今日発売の『婦人公論』10月号の中に、

[愛犬と入るお墓を計画中]というデヴィ夫人の記事が掲載されています。

これが今の富裕層が考える【終活】なのです。

記事から引用させていただきます。


「人生の終わり、身辺整理の活動、で終活。最近よく耳にする『終活』について、いろいろお話しさせていただきました。娘や孫のために財産整理は万全に、そして私の大事な家族であるワンちゃんたちと一緒に入るお墓も作っています。皆さまも人生最後のご自分のセレモニー、後悔のない終活を今のうちから考えてみては、いかがでしょうか。」


このようにおっしゃっています。

他人事ではございません。

愛犬家の皆さま、自分が好きな愛犬を子どもや連れ合いも好きとは限りません。

そうなれば愛犬はご主人に先立たれたら悲劇であります。もちろん飼い主さまも同じ思いでしょう。

このような悲劇(表現に失礼ありましたら謝ります)、悲しみ苦しみに私たち僧侶はきちんと寄り添えていたのだろうかという思いが私にはずっとありました。


何とかしてあげられないだろうか。

他力の大慈悲心は間違いなく分け隔てなく愛犬家にも愛犬にも注がれていると私は確信しています。



今までもコロナ禍で人間の法務はすべてキャンセルになる中、光明が見えたのがペット葬儀、ペット法事でありました。

不届きとお叱りを受けるでしょうが、周りのお寺からも断られて困っていた中、ようやく超法寺さんにお受けいただいて本当にありがたかったです、と言われ、最近人間の家族が亡くなられた際に、「以前、愛猫の葬儀でお世話にになったのです。猫と人間を同じくしてはいけないとは思っていましたが、超法寺さんの優しさに思い切ってご指名させていただきました。」と言われて感涙しました。


これが答えだと思う。


提携業者から、「ペットロスの悲しみ苦しみは、待ったなしですよ。」と言われています。

浄土真宗だからこそ、このような方々に寄り添ってあげられると思いますよ、と言われました。

私は儀式として他宗さんがやられる前にやりたいと考えています。


ただ形だけの儀式ではなく、み教えを仰ぐ中で堂々と世の中の人たちに寄り添っていく僧侶でありたいと思っています。

まだまだ慎重に進めていく必要はあるとは思っていますが、ペットロスは私も経験がありますが、待ってくれません。

手を差し伸べていける私に早くなりたいと思う。


今回のデヴィ夫人の記事に出会えたことの意味を私は大切にしていきたいと思います。


皆さまはどのように感じられましたか。


《世の中安穏なれ 仏法弘まれ》

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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