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執筆者の写真超法寺の住職

心に残りましたよ

皆さま、こんばんは。早起きしたよ。

歳を取ると早起きするって本当だね。

昨日は父に会いに足を伸ばしてきました。

でも聞いていたより元気そうで安心しました。


母も早二週間が過ぎました。

姪も三ヶ月を迎えまた会えました。

伯父ちゃんは嬉しかったよぉ。


元気いっぱいの姪たちにも会えて嬉しかったです。何か色々悲しいことがありましたが母のおかげもあったようですね。

母を語りながら兄妹の距離感が近くなった気がしますよ。また妹が遺品整理をしてくれて写真などを私の分をまとめてくれていました。


袋には何故かぬいぐるみが。

後で考えたら私が結婚した時に母へ贈ったものでした。(忘れてたよ)

私が生まれた時の体重で作ったぬいぐるみ。

なかなかの重量だよ。(母は大変だっただろうなぁ)でも母はそんなことを一切言わず、いつもニコニコ笑っていました。

妹からは、「そんなの当たり前だよ。」って言われた。母とはそういうものらしいね。


まだ全然中身は見れていないけど本当に大切にしてもらったんだね。

密かに私が手元に持っていたかった【母子手帳】(母の宝物だったらしい。いつも側においていた)

涙ものですよ。


生意気な息子さん、娘さんが居たら是非見せてあげてほしい。(母の我が子への愛情がいっぱいなのだ)母の偉大さが嫌でもわかる代物である。

これを見ても生意気なことが言えるならもう諦めて見捨てるしかないだろうね。

ま、それでも母というものは我が子を見捨てられないものでしょうが。(阿弥陀さまのよう〜♪)


お母さん有難う。

貴方にはたくさん、たくさんお育ていただきました。どこをみても出てくる私の名前、「ごめんなさい」「有難う」


たくさんの【愛】で私を包んでいてくれました。

【包】とはそういう意味だと聞きました。【築地本願寺新報の法話として掲載されています。もちろん私の法話】※興味がある方は築地本願寺のホームページで検索ください。


さて、昨日仏縁を結ばせていただいた葬儀の花入れで、会場後方にて見守っていると一人の女性が私の横まで来られてじっと私を見上げるので(私はデカいのだ)視線が気になっていたら、「先程の法話、心に残りましたー」と、おっしゃってくださいました。


大した話はしていないのにそれでも法のお取り次ぎをお褒めいただけたことは嬉しいものですね。

葬儀の際お話しする法話は約五分と短いのであれこれは話せないのですが、この度は「人生には三度の誕生日がある」、「母の遺言(永登代さん)」をお話しいたしました。


やはり我が母を見送るとより想いが深くなり伝わり方も変わってくるのでしょうか。

私のお取り次ぎを誰よりも一番喜んでくれたのが母でありました。

こんなことだったら学生時分に遊び呆けずにもっと真面目に学んでおけば良かったなぁ。

そういうと母はいつも「お兄ちゃんはそれがあったら良かったのよ」と笑ってくれました。


お母さん、本当にありがとうございました。

あなたは誰よりも私の応援団でありましたね。

気づくのがもっと早ければ良かったよなぁ。

後悔ばかりなのですが、以前に恩師、阿部信幾先生が「末田君には、それが末田君のタイミングなんだよ。だからそれを大事にしなさい」とおっしゃってくださいました。


色々な人(善知識)からお育ていただいていましは。私は本当にしあわせ者であります。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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