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常に我が身を照らすなり

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

皆さま、こんにちは。

今日もまた激暑になりましたね。

電気料金が高いからとエアコンを使わない選択はやめましょう。我が命を粗末にすることになります。


さて今年も早七月になりました。

あっという間に過ぎ去る我が人生。

有り難さをいつも知らせてくださる【お念仏】をしっかりいただいて「今」を確かに生きていきたいものですね。


毎日花壇に、

○二日ばかり家出せし子の戻り来て 何も聞かず

 に夕餉(ゆうげ)出す妻[茨城県 櫛田如堂]


○みな捨てていいよと家を出でし子の もの何

 一つ捨てられずいる[米子市 永田富基子]


親を忘れ、自分のことしか考えられない子どもには、我が子を思う親心はわかりません。


しかし、親は常に我が子を思い、子どもはそういう親に常に守られて成長するのです。


それと同じように、自分中心の欲と怒りの心で生きている人間には、仏さまの【仏心】(おやごころ)はわかりません。

しかし、それでも仏さまは常に私を照らし守っていてくださる。そのお育てをみんないただいているのです。


人間には離れようとしても、絶対に離れることができないものが二人あります。

①今日まで自分の行ってきた悪業と、欲や怒りや愚痴の煩悩


②その私を決して捨てることのできない仏さまのお慈悲の仏心(おやごころ)


このことを知らされるのが【お念仏】


このことを心に思い起こさせるのが【お念仏】


今日も南無阿弥陀仏をしっかりと仰いで生きていきたいですね。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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