嫌いな人がいますか?
皆さま、おはようございます。
今日も暑い一日になりそうですが、不足をなるべく言わずに暑さに私が合わせていくことが一番しあわせになれるんだと思いながら過ごしましょう。
さて先月の「築地本願寺新報」に載っていた、「嫌いな人がいるがどうしたらいいか」に築地本願寺の関係者が答えておられました。
しかしながら、私とは答えが(論点)違っていたので参考になればとご紹介します。
私も千葉にいた際に、どうにもこうにも、どうにもならないくらい嫌いで、相性の最悪なお寺さんがいました。これは相手も私が嫌いで【欠席裁判】は日常茶飯事。
あまりに仲が悪かったが、顔を合わす機会が多いので一応、仲間に仲裁してもらい話の場を持ちました。
私は「どうして、私がいない場で悪口を言うの?言いたいことがあるなら直接言ってよ。僕はたくさん努力したけど無理だったけど、色々悪かった、大人気ないと思う。」と言った。
すると彼は「言いすぎました」と一言言うのみ。
全く話が噛み合わないですね。
ま、謝る気はないことは一目瞭然な対応。
もう何を言ってもどうにもならない。
お互い、南無阿弥陀仏を申す身というのに悲しいなぁ。
ある時にあまりに解決策がなかったので、恩師の先生に相談したことがありました。
すると先生は私の言うことを黙って聞いていて、頷きながらこう言ってくださいました。
私はこの言葉が長い間溜まりに溜まってきた鬱憤が見事にスッキリ、納得してラク〜になりました。
「末田君も、末田君が嫌いな人も煩悩具足の凡夫だろう?と言うことは死ぬまで煩悩から離れられない身じゃないか。そんなお互いがどんなに頑張ったって仲良くなれるはずはないよ。
だったらお互いは南無阿弥陀仏を申す身なんだから、お浄土へ行ってから仲良くしたって間に合うよ。それにな、それだけお互い嫌いあっているんだから、きっと毎日相手は末田君のことを頭に浮かべるはずじゃないの?それはそれでなんか嬉しくないかな。そう思えば楽にならないかな。だから顔を合わせたら「こんにちは」って挨拶だけしてその場から離れたらいいよ。」
そう言ってくださいました。
何か私はとても楽になりました。
それから彼に会っても嬉しくはないけど、「こんにちは」って挨拶はできるようになりました。相変わらず彼はガン無視ですがね笑笑
いいんですよ。だって嫌いな人なんだからね。
好きになって欲しいわけじゃないんだから。
【私が変われば何かは変わる】
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
【あなたも私もお念仏申す身。阿弥陀さまは必ずお救いくださる有難い身です】
つまりは、お互いに腹立ちを抱えながらも、阿弥陀さまの大慈悲心に抱かれてあることを忘れずに素直に生きていきたいですね。
私はおかげさまで、あれほど嫌だったのに無視をして逃げる私ではなくなりました。
どんな時も阿弥陀さまがご一緒くださいます。
何と頼もしいことでしょうか。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
さあ、今日は町田市で仏縁を結ばせていただきます。どんな方とお出会いするのかな。
ワクワク。なむ