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妙好人の世界【才市】

妙好人として源左さんと並び有名な山陰の浅原才市さんの師をご紹介します。

声に出してご一緒に読んでみましょう.


悪が知れなきゃ仏も知れぬ

悪が知られりゃ仏も知れる

悪と仏は一つもの

それが六字の南無阿弥陀仏

あさましや、あさましや 

ありがたや、ありがたや



わたしゃ罪でも 六字の慚愧(ざんぎ)

わたしゃ罪でも 六字の歓喜(かんぎ)



海の潮も、さしひきあるよ

わしのこころに、さす潮は

慚愧、歓喜の、差し引きの潮

歓喜の潮は、さす潮で

慚愧の潮は、引き潮で

慚愧、歓喜の、さしひきの潮

これが楽しみ、なむあみだぶつ



才市さんは、慚愧と歓喜を、海のさす潮、引き潮ととらえ、慚愧に歓喜があり、歓喜に慚愧があるという人間の心に、いつも平らな南無阿弥陀仏の海をみているのでした。


才市記念館に、才市さんの肖像画があります。絵が出来上がったとき、才市さんは「これは私の絵じゃない」と言われた話はかなり有名です。誰がみてもそっくりなのに、才市さんは、「いい顔すぎる」というのです。

私はこんないい人間じゃない。

鬼のような恐ろしいこころをもって、人を憎んだり、妬んだり、恨んだりするあさましい私が、少しも描かれていない、というのです。


そこで画家は「じゃあ、どうすれば、あなたに似るのですか」と尋ねると、「頭に角を描いてください。人のこころをつきさし、傷つける恐ろしい角を、こころのうちに持っていることを書きあらわしてください」と言ったという。

これが記念館に残っています。

頭に二本の角が描かれています。


一度、皆さまもチャンスがあれば記念館を見学に行かれたらいいと思います。できれば家族旅行で、子どもや孫も連れて見せてあげてください。きっと一生忘れない素晴らしい思い出となり、優しい人間に成長してくれるはず.

私は父にさまざまなところへ連れて行ってもらいました。これは忘れない。

南無阿弥陀仏の世界を知らされた感謝、ご恩を自らの生き様の中に生かしていくこと。

また、自らのいのちの往く先を明らかにしておくことは無常世界を生きるお互いが力強く、明るく生きていくことを大切にすることができると私は確信しています。


南無阿弥陀仏

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