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執筆者の写真超法寺の住職

海のようなはたらき

更新日:2022年4月5日

皆さま、こんにちは。

今日は朝から暑いくらいの陽気になりました。

朝からラッシュに巻き込まれて千葉市まで来ています。

実は時間を間違えてしまいました。

情け無いですね。

午後からなのに午前中に頑張ってきてしまいました。

人間のやることはえてしてこう言ったことがあります。

よく確認しなくてはなりませんね。

慌てん坊の住職です。

(大は小を兼ねる)から良いとしよう。


さて、久しぶりの検見川浜の海に来て、ぼんやり海を眺めていると、『正信偈』の御文【如衆水入海一味】(にょしゅうしいにゅうかいいちみ)を思い出しました。

これは、親鸞聖人が【人生の第一の目標】は何か?を明らかにされているのです。


それは、私が【この世に生まれてきてよかった!】と思えるようになることだと仰います。


皆さまは、人間に生まれてきてよかったと思って生きていますか?

一度ゆっくり自分に語りかけてみてください。


親鸞聖人は海を阿弥陀如来さまの「ご本願」にたとえておられます。

この東京湾にも数多くのさまざまな川が流れついています。

隅田川、荒川、江戸川、多摩川、養老川、都川、それぞれ綺麗な川もあり汚れた川もあります。しかし海はそれを全て受け止めてくださいます。そして、やはり塩からい海水となります。

これは東京湾だけではなく、日本中、世界中全てです。

私たち人間も、やはり色々じゃないですか。

自分は正しい、他人が悪いとさまざまな生き方をしています。

阿弥陀如来さまはその全てに一切の条件を付けずに【南無阿弥陀仏】と、「我にまかせよ、必ず救う」と、はたらき続け、喚び続けておられるのです。

心配ない、大丈夫!だと、いつも私を心配してくださいます。

それなのに愚かな私は自分勝手な思いで生きようとします。

自分だけは間違いないと。


そんなことを思いながら海を眺めているとお恥ずかしい気持ちになります。


しかし暑いですね。

さて今日も一日、精一杯頑張って生きていきます。皆さまも、どうぞ二度とない大切な一日をお過ごしくださいませ。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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