「セトモノとセトモノと ぶつかりっこすると すぐこわれちゃう どっちかやわらければだいじょうぶ やわらかいこころをもちましょう そういうわたしは いつもセトモノ」
(相田みつを「セトモノ」)
腹が立ったら鏡を出して顔を見ろ
鬼の姿が無料(タダ)で見られる
お寺の掲示板で見かけてドキッとしました。
普段どんなに優しく笑顔を見せていても、怒りに他人を責め立てていると顔も心も鬼のように見えてきます。
それに気づくと恥ずかしくてなりませんね。
中にはそれに気付けない人もいらっしゃる。
思い通りにならないと腹を立ててしまう。
相手が図星を言うとそれを認めたくないのか、攻撃的に責め立てます。
そんなことをどんなにしても、相手は心など開きません。
相手に腹を割って話して欲しければ、簡単だよ。
自分が優しくなればいいんだよ。
文句など言わずに、相手を責めずに寄り添っていくだけで、相手は何でも話してくれますよ。
世間や他人ではなく、自分の中にいる鬼の姿が見えた人は、心の鏡を持てた人です。
それはやはり阿弥陀さまをいただくことが近道ですよ。
南無阿弥陀仏、なんまんだぶつ。
ちなみに私は典型的なO型気質の持ち主なり。
腹が立ったら「黙ります」
私が黙ってしまったら、それは限界まで来ちゃった証だからね。
もちろん、文句を言ってもあなたと同じ土俵には決して立ちませんからね。
一番ナンセンスなことだから。
千葉ロッテマリーンズの投手、美馬さん夫婦はとにかく笑顔でポジティブな言葉で寄り添って歩んでおられます。
どんな時も、どんな辛い時でも、笑顔でポジティブ思考で二人三脚なのです。
テレビ番組で拝見しました。
私も見習っていきたいなぁ。
相手を責めてみても、お互いハッピーにはなれませんから。お互いに間違っていることに気づくこと。
それは真実なるものを我が身にいただいていく他にはございません。
それは私たち人間には難しいよね。
だからこそ阿弥陀さまをいただくのです。
だって、人に迷惑をかけずに生きることなんてできないから。相手を傷つけることばかり一人前なんだもの。許されているからなんとか普通に生きていられるのだよ。
わたしも人間だから、腹を立てることはあるよ。でも普段から「鬼の私」を見にうけているから昔よりかなり温和になれましたよ。
なんまんだぶつ、ナンマンダブツが私をそうしてくださるのですね。
有り難い、有り難い。勿体ないです。
怒りをぶつけ合うことは周りを不幸にします。
そして巡り巡って私をも苦しませ、不幸にします。仏教では【因果応報】と言います。
セトモノのような硬いお互いが柔らかくなるには、南無阿弥陀仏を申すしかございません。
我が超法寺は、誰もが笑顔で優しくなれるお寺を目指しています。一緒にそんなお寺を作りましょうよ。
ナンマンダブツ、なまんだぶつ。
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