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執筆者の写真超法寺の住職

仏壇のお飾り

皆さま、寒いですね。

入間市は雪が舞って庭に既に積もり始めています。何とか本降りになる前に帰ってこれました。冬タイヤではないのでヒヤヒヤしました。

皆さまも明日までは冬タイヤでない方は運転しないでくださいね。めちゃくちゃ危ないですから。


しかしながら関東の首都圏に住んでいるドライバーさんはスタッドレスタイヤ装着せずに運転する方があまりに多いので困ります。

これは新型コロナウィルス感染者と同じで、自分だけは大丈夫という過信から引き起こされている気がします。


実際に2回のワクチン接種を済ませた安心感から、まだ終息してもいないのに年末年始に外出をされた方があまりにも多かったからこうなっています。

一部には米軍基地の問題だと言われるでしょうが、それはあるかも知れませんがそれでもイブから年末年始にかけての人出の多さは皆さまも間違いなく認識していますよね。


店内に入る時もアルコール消毒をスルーする方があまりにも多く、いくらマスクをしているからと言って大声で会話したらやはり感染リスクは高くなります。(マスクでは80%くらいしか飛沫を防げません)


人間って油断ばかりで、自分だけは大丈夫だと勝手に思いながら生きようとします。

あのデルタよりもかなり感染力が強いと言われているオミクロンが主流になってきていると言われているというのにもかかわらず•••ですから。


きっと近いうちにまた緊急事態宣言は出ると考えた方がいいですね。

誰が悪い?それは遊びに出かける人がそれぞれ悪いこと。

お店の方は深刻だと思いますが、終息するまではずっとこれは続きます。

どんなに神仏に祈願しても、やはりなります。

厄除けなどいくらやっても、私から「厄」は決して無くなりません。

その事実を受け入れる私にならない限りは。


私がいただく浄土真宗のみ教えはここをしっかりと訪ねて、受け入れることで「今」を生きていくのです。

当てにならない「私」、「社会」ではなく、仏智を仰ぎながら生きていくのです。


さて、今日お参りさせていただいた方から、初めてのことで右も左も分からず困っているとお聞きしました。


浄土真宗の仏さま(お飾り)

花立は左(造花は使わない)

ローソクは右

香炉は真ん中(普段はお線香、立てずにねかせます)

法事の際は、皆さまにお焼香をしていただくために燃香(ねんこう)と言って、香炭(仏壇屋さんで扱っています。一箱約300円くらい)を火種にして、抹香(安いものは煙たいので少し奮発して安らぐような香りのものを求めたいですね)

抹香は香合(こうごう)に入れます。

香合も仏壇屋さんにございます。(約500円くらい)


どうしても用意ができない際は、お寺さんに事前に伝えて用意していただいてください。

(超法寺は常に持参しています)


お茶や水は供えません。

(お茶は禅宗の作法、お水は神道、真言宗の作法です)


お仏飯は、わざわざ炊く必要はございません。

仏さまが食べるためではなく、食の感謝を私が仏さまにするものです。朝にご飯を炊いたら一番先に仏飯器(仏壇屋さんにあります)に盛り供えます。

仏飯が固くなる前に下げます。

(我が家では、お茶漬けにして有り難くいただきます)


そして一番大切なのは、浄土真宗ではお骨、位牌、写真には手を合わせません。

南無阿弥陀仏=阿弥陀如来像(絵像)を購入して、亡き人は阿弥陀如来にお慈悲に救われていかれましたから、阿弥陀如来に手を合わせ感謝のお念仏を申します。

称名念仏=声に出して南無阿弥陀仏を称えます。


果物やお菓子は必ず無ければならないものではありません。故人が好きだったものを供えることはいいでしょうね。

(生臭いものは供えません)



磬(おりん)は、お経を読む際に打ちます。

(お経を読まない方は打たないでください)


その他、疑問等はお寺さんに聞いてください。

大丈夫です。些細なことでも怒られたりしませんから。(怒るようなお寺さんはお付き合いを辞めた方がいいかな。)

浄土真宗は喝を入れたりはしません。

一緒にお念仏をいただきながら生きていく宗風です。

※ご希望がございましたら、きちんとお世話をしていただける仏壇店をご紹介いたします。

どうぞお気軽に超法寺へご相談ください。


少しでも皆さまの悲しみに寄り添っていけるよう精進して参ります。


改めてですが、雪には充分気をつけてください。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

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