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執筆者の写真超法寺の住職

仏さま、いつお迎えに来る?

皆さまこんにちは。朝は冷えましたね。

おかげさまで我が街、入間市は雪にはならずに助かりました。

現在は晴れていますので仕事には支障は無いので助かります。


さて、先日お参りに伺った際にお婆さんが「ご住職、阿弥陀さまはいつお迎えに来てくれますの?」と、おっしゃられました。


これは皆さまも度々、さまざまな機会に聞かれることだと思いますが、浄土真宗の考え方を根本的から問うことだと思います。

なぜなら、阿弥陀さまは私たちを「今」救うために南無阿弥陀仏とすべてをここに込めて私たちに届けていてくださるのです。


それなのに、「いつお迎えに•••」とは阿弥陀さまを疑っていることになりますよね。


親鸞聖人は、【疑心なきを信心という】と、おっしゃいます。


このお婆さんには、死ぬまで阿弥陀さまにはお遇いすることができないものなのでしょうね。


阿弥陀さまは、わたしたちの苦悩を我が苦悩として、そのままに私たちの上にはたらいていてくださるのです。


親鸞聖人はご和讃に、

「如来の作願をたづぬれば 苦悩の有情をすてずして 廻向を首(しゅ)としたまひて 大悲心をば成就せり」


阿弥陀さまは、私の不安もすべて南無阿弥陀仏の中に込めた上で仕上げてくださいます。


だからこそ、南無阿弥陀仏を称えて生きなさい!と、おっしゃるのですね。


お迎えを心配する前に、ナンマンダブツとお念仏を申す私にならせていただくことが大事なのですね。

いつ称えるの?今でしょう。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

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