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執筆者の写真超法寺の住職

人生を心豊かに生き抜くためには

皆さま、こんにちは。

秋らしい良いお天気になりました。

おかげさまであります。


昨今の自分さえ良ければ他人がどうなろうとも構わない。そんな身勝手な生き方をしている方があまりに多いように感じます。

表向き、お念仏が有難いみたいなことを言いながら、自身の不足や不満をSNSで晴らす愚かな人や、電車の中で刃物を振り回してみたり火をつけてみたり•••。人間の本性は、思い通りにならないことへの八つ当たり。


仏教では、《人生は苦なり》と思い通りには生きていけないことを教えていてくださいます。


人間の言動くらいあてにならないものはありません。お坊さんなんかに惚れちゃいけないぜ。

惚れるなら南無阿弥陀仏に惚れましょう。


惚れるなら阿弥陀如来に惚れなさい。

親鸞聖人に惚れなされ。蓮如さんに惚れなさい。


格好マンはダメ。

もちろん私もダメダメですわ。


ではどうしたら。ご紹介しますね。


ナンマンダブツを喜び、阿弥陀如来のお慈悲を喜び、必ず御浄土に生まれていくことを心の底から悦ぶことができる人間になりましょう。


私たち人間は、厳しく、残酷ですらあります老•病•死の人生を、煩悩を抱えた私が生きていき、死んでゆくのです。

そうなる以外、この人生を心豊かに生き抜いていく道はありません。


欲のかたまりの私たち人間は、欲がかなえば誰でも喜びますが、その欲を否定するナンマンダブツを喜び、浄土に生まれていくことを喜ぶということは大変難しいことです。

しかし、なることはできますよ。


事実、喜ばれた人はおられましたし、現在でもたくさんおられますよ。


そのためには、まず何よりも【お聴聞】することです。

【さいさいに信心の溝をさらえて、弥陀の法水を流せ】。


参れる時にお寺に参り、お聴聞することです。


次に朝夕必ず仏前に座り、お礼のお勤めをするようにしてください。

そしてただ手を合わせるのではなく、自分の耳に聞こえるほどの声で、ナンマンダブツを称えることです。

その上で、家庭生活、社会生活を無事にすること。以上を実践するならば、必ずなれますよ。《人を責めない》


【亡きあとに かるを尋ねる 人あらば

弥陀の浄土へ 行ったと答えよ】

〈下関六連島のお軽さん〉


このようないただきのできる人に私はなりたい。

先日のペットセーバー講習で先生から、怒りを鎮めるには、両手を肩から上に上げたらすぐ収まりますよ、と教えてくださいました。

トラブルになるよりやりましょうか。

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