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マルトリートメント

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

皆さま、こんばんは。

GWはいかがお過ごしでしょうか。

家族全員でお出かけしたり子どもさんにはとても嬉しくて楽しいお休みです。

是非、優しく接してあげましょうね。


親はいつも子どものためと思い、叱ったり、叩いたり、殴ったり(さすがにないか)、暴言を吐くのはやめましょうね。


最近では、このようなことを親からされた子どもの「脳」は変形してしまうことがわかっています。感情や愛情を感じる機能に支障が出たり、感情のコントロールに影響が出やすくなります。また、親から躾と称して折檻や暴言を受けた子どもは、親になった時に同じ言動をしてしまう傾向もあるのだそうです。


可愛い我が子がそんな悲しくて辛い人生を過ごしているなど望む親はいるのでしょうか。


笑う角に福来る


泣いたり、悲しんだり、怒ったり、怒られたり•••本来あまり普段の生活には必要のないもの。

あのメジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平さんは、子どもの頃から親から叱られたり、暴言を吐かれたり、暴力を振るわれたことはなかったと言います。

家にいても、ほとんど自分の部屋には居ないで家族皆んながリビングに居たんだそうです。

親も子どもが何をしていても必要以上に詮索しないそうです。

また必ず夕食は全員が揃ってから食事をするのだそうですね。


だからでしょうか、あんな笑顔が弾ける心から野球を楽しんでいる。また、相手選手やファンにも気遣いや優しい対応ができるような大人になったのでしょうね。


マルトリートメントとは、【避けるべき子育て】という意味なんだそうです。


強者の大人が弱者の子どもにする暴言、暴力がどれだけ可愛い我が子を苦しませ、悩ませ、悲しませているのかを一度ゆっくり考えたいですね。


私は子どもがいません。

だから親という実感はありません。

でも、子どもとして幼い頃から父親から、大人たちからされてきたことは少なからず私の人格に影響を与えている。

そして人にも気遣いや優しい言葉をかけられずに生きてきました。

どれだけたくさんの方々に辛い思いをさせたことでしょうね。


またそれを悔い改めさせてくれたもの、それは【仏法聴聞】でありました。

み仏さまとお出遇いが私を本当の私にしてくださいました。


しかしながら、私が育った昭和とは今は全然違いますよね。子どもさんも少ないだろうし、長男と末っ子ではまた全然違う。


後々で後悔しなくていいように、普段から我が子を信じて優しく明るく接してあげましょう。

それが子どもの成長に良いものとなるはず。

だって、あの大谷翔平さんを見たらわかりますよね。日米の大人から子どもまで皆んなから好かれているのですからね。

また大谷翔平さん本人も決して偉ぶらない。


是非、皆さまも大谷翔平さんのご両親のような子育て(実際には難しいけど)を参考にして感情豊かな、そして精神的にも優しい子どもになるようにサポートしてあげたいですね。


そんなことをふと思いました。

南無阿弥陀仏


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