皆さま、おはようございます。
おかげさまで今朝も冷えますが、それでも毎日変わらずに蛇口を開けば綺麗な安心した水が出て何も気にせず飲むことができますよね。
それが日本から約8,000キロ離れた新日国家トンガでは人口106,000人のうち約8割が被災され、国に川が一切なく山すら無いところで、多くの方々が綺麗な「水」を飲むことができずに火山灰が降り積もった道を車が行き交う状況だそうです。
他所の国のことだと知らないふりをしていても良いのでしょうか。
私たちが東日本大震災で苦しむ中、トンガの人々は多くの義援金を届けてくださいました。
決して経済的に満たされてはいない方々の温かな支援に私たち日本人はどう向き合っていくのでしょうか。
当座、超法寺では些少ですが義援金を出します。
今は窓口が限られていますが、閉じられていない限り何かはできるはずだから。
今日も雪をかぶった富士山が綺麗です。
しかし、もし富士山が深い眠りから突然覚めて大噴火が起こったらどうでしょうか。
私たちの当たり前のような普通の生活は奪われてステイホームどころではない非常事態になるのは目に見えています。
それはいつ起こっても何も不思議ではありません。なぜなら私たちはお互いに「無常」世界の中を生きているのだから。
【他人のふり見て 我がふりなおせ】
私たち、お念仏をいただいて日々の生活を送っている者は、他人の悲しみ、苦しみを我が身に照らして生きていくものだと諸先輩方々から私はご教示いただいてきました。
自分さえ良ければ、自分の良さばかり自慢する偽りの生き方をしがちな私たちではありますが、はるか遠くの、しかも我々日本人のためにお力添えをくださったトンガの人々に何もせずにいて良いとは思いません。
【皆つながっているのです】
大分県でも震度5の地震が発生しましたね。そう、他人事ではないのです。
次は首都圏かもしれませんよ。
そう思いながら、今日も私のすべきことを精一杯努めてまいります。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
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