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執筆者の写真超法寺の住職

女性の自殺者急増なぜ?

更新日:2021年11月5日

皆さま、おはようございます。

休日の朝ですね。

文化の日ですね。

緊急事態宣言が解除されて急激に新規コロナウィルス感染者が減っています。

ワクチン接種が進んだとはいえ、この急激な減り方には私は逆に不安を感じています。


また、ステイホームの中、またホームワークの中、生活に不安を感じる方はやはり多いように感じます。

私はおかげさまで最近は家にいる時間が減り、むしろ事務が滞っていることが不安です。

ヤバいよ、ヤバいよね。


さて、ニュースでは女性の自殺者急増と報じられています。

自殺しても楽にはならないのに。

何故皆さまは自殺をされるのだろうか。

一つには生きていくことへの不安でしょうか。

でも死んでみても楽にはなりませんよ。

今生きていてしあわせにならない方が死んでもしあわせになどなりはしないのです。


無宗教の方は、自分が死んだらどうなるかなどわかるはずはありません。

だから、辛くなって、苦しくなっても、解決する術がありません。

人間の知識は実は無常世界では無力なのです。


あるのは不安と恐怖と闇しかないのです。


死んだらどうなる?どこへいく?

天国?地獄?極楽?

どうやって行くの?

わからないよね。

でも人間の死亡率は100%

長生きする命の保証書はございません。


あるのは《今でも明日でも、いつでも死ねる》

若かろうが、元気であろうが一切問われない。

私の都合など考えてはくれません。


仏法を真剣に聞くこと無しでは抱えきれなくなれば、「死にたい」、「死んでしまおう」、「死んだら楽になれる」などと間違ったモノの考え方になってしまうのが人間の悲しさなのです。


私もきっと、仏さまを知ることなかったらこのような選択をしてしまうのでしょう。


しかし、私はそうはならない。

確かにコロナ禍の中、二年前から今年の春にかけては仕事量が激減し、収入も死にたくなるほど無かったから頭を抱えていました。

本部からも手を差し出してはいただけず、もちろん実家からも何も援助などありません。


悩んでみても仕事はありません。

宗教法人寺院ですら仕事が無くて悩んでいる。

でも、あるところにはある。

人間が死なないことはないのだから。


だったらどうすれば仕事ができるかを必死で考えた。足を運んでみた。話し合いもした。契約もした。新たなチャレンジをする。

周りからは「いらんことをしないで本業だけしろ。」などと鼻で笑われても、私はチャレンジは辞めなかった。


すると少しずつですが光が差してきました。

なんとかなるんですよ。

必死で頑張れば。


これも仏法を聞くからでしょう。

人間の知恵に頼るのではなく、仏の智慧を仰ぐ。


阿弥陀如来は、

【我が名を称えて我が国に生まれてこい】

と、苦悩を超越した浄土を作られて、私にも容易に称えられるナンマンダブツとなられました。

【死は迷いのおしまい。死は浄土に生まれて仏になるご縁】


これは仏法を真剣に聞くこと無しの人には思うこともできません。


◉人間は、希望の明日が今日が無ければ生きてはいけない。安らかな明日がなければ、安心して死んでいくこともできないのです。


元気な今、死ぬことが約束されている私のいのちを見つめて、【浄土に生まれて仏になる】ことを聞くのです。

自分の死を受容できない人は不幸です。


だから私は必死にお話しいたします。

お伝えしていきます。

私も死に往く人生ですから。

阿弥陀如来のご本願をお伝えして、私もご本願を仰ぎながら生きていきます。


出来ることからコツコツと。

私ができたんだもの。

大丈夫だよ。

あなたにだってできるよ。

一緒に頑張ってみようよ。

だって•••いつか必ず死んでいなきゃならないんだん。

ご先祖から、お父さん、お母さんから生み、育まれた私の命を生きてみようよ。

生きてみれば、その意味がわかるから。

意味を知らずに勝手に幕を閉じたら勿体ないよ。

私はそれを見てみたいんだよ笑


南無阿弥陀仏

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