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執筆者の写真超法寺の住職

やればできるよ

皆さま、こんにちは。今日も暑さはいつも通りですが、風は少し心地よく感じられました。

少しずつですが秋の装いが近いのかもしれませんね。


【あなたはあなたで在ればよい。あなたはあなたに成ればよい。】


【帰ろう もとのいのちへ】

    〈蓮如上人五百回御遠忌スローガン〉


【法は、いつでも、どこでも、誰の上にもある】 安田理深師



日頃から[法]をお取り継ぎさせていただいていますが、皆さまなかなかお口に南無阿弥陀仏をお称えいただけないことに苦慮しています。

それは私の仕事ではなく、阿弥陀さまのおはたらきだからとおっしゃる方もありましょうが、なかなか難しいものだと感じています。


どこへ向かう私なのかを知らずに生きる不安は年々強く感じられます。

若かったり、元気だと忘れがちになりますが、あっという間に私の無常は不安と苦悩という形で身にまとうことになります。

何人も逃れることはできないのだから。

天国に行くと思っている方が圧倒的に多く感じます。なかなか大変ですよ、天国は。


また仏教では【迷い】の世界と説いています。

天国に行っても神にはなりませんから命は有限であります。苦悩から逃れることはできません。悟りとは煩悩から解放されていくものだから【執われ】から解放されていくのです。

そこから逃れることのできない【凡夫】をお見抜きくだされた阿弥陀如来の【ご本願】こそが真実である。


皆さま、ご本願わかりますか?

法話会で聞いたら、「それは住職が」と言われてしまいましたが、本当にそうなんでしょうか。私の人生は私にしかわからない世界です。

私、住職も凡夫の身ですから、ご本願を知らされる見であります。

我が一人と聞いていくのが仏法聴聞のお心だと思う。きちんと受け入れていないから南無阿弥陀仏が素直に声とならないのです。


皆さま、できるのよ、だからやらなきゃダメなのよ。私のために仕上げられてある【誓い】なのだから素直にいただきたいものです。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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