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執筆者の写真超法寺の住職

やらかした後の

皆さま、こんばんは。

明日から三連休ですね。あまり良くない予報ですがお出かけされますか。

私は群馬県までご指名のお参りを明日いただいています。前乗りで来ましたが寒いですね。


また前回と同じホテルを予約していたのですが、またやらかしたよ。2月のつもりが3月で予約していたのだ。あちゃあ。

でも有難いことに連休前日だと言うのに空室がありましたので車中泊にならずに済みました。


確か前回も予約を間違ってしまったような。

これはうっかりさんなのか、はたまた老化の症状なのでしょうか。悲しいですね。

生きるとは「老い」から逃れることはありませんからね。

宗祖親鸞聖人はご和讃に、

生死(しょうじ)の苦海ほとりなし

久しくしづめるわれらをば

弥陀弘誓(みだぐぜい)のふねのみぞ

のせてかならずわたしける

と、仰っておられます。


何もわからないまま、諸行無常を生きる私。何でもわかっているつもりなのに、実は肝心なことにはまるで気づいてはいないのです。

それを阿弥陀さまは、とうの昔からお見抜きくださいまして先手の誓いをお建てくださっておられます。


私たち命あるものの生死(しょうじ)の苦しみ、迷いの深さは海のように巨大でまるでほとりがありません。どんな名医でも治せない難病のように、どんな神さま、仏さまでも救い出すことのできない深い深い海です。

その煩悩の深い苦しみの海に沈んでいる、それも自身では沈んでいることにすら気づけない私を阿弥陀如来さまだけが「救わずにはおかない」と、ご本願を建てられ、南無阿弥陀仏の名号(みょうごう)を成就されて私たちに届けていてくださるのです。


「われ称え われ聞くなれど南無阿弥陀 つれてゆくぞの親のよびごえ」(原口針水和上)


有名な歌であります。

私たちは、病気になると「大変なことになったのでは•••••」と右往左往して、人からの言葉で不安になり、おののいて落ち着かないわたしです。


そのような私に阿弥陀さまは常に「われ(阿弥陀)にまかせよ、必ず救う」と喚び続けておられます。

南無阿弥陀仏の声となり私にお気づかせをくださいます。


南無阿弥陀仏、ナンマンダブツと、お称えする私の一声ひと声の中に、苦しみ悲しみの人生を阿弥陀さまとご一緒に生きていく喜びを新たにするのです。


今回も「いし田」へ行ってきました。

ニコニコとお迎えしてくれました。

「末田さん、ご予約ありがとうございました」

と、ちゃんと覚えでいてくださいました。

リピートしたからかな、宮内庁に卸している羊肉を一切れ特別に焼いてくれました。

園遊会に行かないと食せないものだそうです。

コロナ禍で在庫がダブついたものをオーナーが競り落としたのだそうです。貴重なお肉。

「半端ない、ガツンとくる味でした」

驚きでしたよ。

園遊会に出席の方々って特別なものを召し上がっておられるのですね。庶民の私が貴重な経験をさせていただきました。


尊いお恵みを美味しくいただき、益々ご恩報謝に努めます。おかげでご馳走さまでした。

南無阿弥陀仏


明日のお仕事に差し支えないよう緑茶ハイをいただきました。おやすみなさい。

ナンマンダブツ

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