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執筆者の写真超法寺の住職

Buddha bye

皆さま、こんばんは。

今日は快晴でした。とても過ごしやすい一日でした。

久しぶりに物件調査へ行ってきました。

アプリで見るのと実際に見てみるのでは実感が違います。

今回は初めて、超法寺の門徒さまに同行していただきました。

それは住職が決めることでも、実際には今後、お寺へ足を運んでくださる方に

、喜んでお参りしていただきたいからです。

昔から「大は小を兼ねる」と言います。逆を言えば、小は大は兼ねない。

これからの超法寺はきっと少しずつではありましょうが、お参りも増えてくる

のではないかと思った時に「狭くなったよね」ではいけないでしょう。

今はご講師の控えもままならない状況でありますので、できればそのような

部屋も確保したいとお話しして、業者にいろいろなことを聞いてください

ました。実際に家を購入された経験がある人は心強いです。


今回(次回も)、物件見学した場所はJR金子駅前でした。

今居る東町とは真反対な簡素なところではありますが、電車を使えば移動には

困らないところで結構、家が建っていました。

八王子にも立川、川越にも40分圏内と比較的近いのには驚きました。

飯能経由なら西武池袋線も使えます。一駅で飯能まで行けます。

超法寺は、入間市に拠点を構えるという条件で許可をいただいているので、

移転するにも条件は入間市でやることです。

もちろん住職はこの街でやる覚悟ですので、この地に浄土真宗本願寺派の

お寺を残すことが使命であります。

そして、この不安多い世の中をナンマンダブツを心のともしびとして安心した

人生を生きることの素晴らしさをお伝えしたいと思います。


縁の世界ですので、導かれるままにと思いながら今後も皆さまと共に歩んでいきたい

です。

さて、人との出会いの中で挨拶をするって素晴らしいと思いませんか。

「こんにちは」「有難う」「さよなら」などありますが皆さまはきちんと挨拶ができていますか?

この度は「さようなら」という言葉について考えます。

この言葉は、「それならば」という意味の「左様なら」が、あいさつの言葉になったものです。

英語では「グッドバイ(goodbye)」と言いますが、もうほとんど日本語になった感じですね。辞書で「グッドバイ」と引きますと、「ゴッド ビイ ウイズ ユウ(God be with you(ye)」が縮まった形であると解説されています。

これは神が助けて守ってくれるように「神のご加護があらんことを(祈る)」という意味です。yeはyouの古い形です。


神さまをうやまう気持ちから、「ゴッド(god)」という言葉を、挨拶として直接口にするのを遠慮する世の中の傾向がありました。「グッド モーニング(Good morning)という表現などから、十七世紀にGodがGoodに言い換えられて、明治時代中頃から日本でも用いられるようになったそうです。


皆さまもたまには辞書を引いて、文字の成り立ちなどを調べて見たら、面白かったり、驚きがありますよ。オススメします。


さて別れる時に、「神のご加護があるように」「かみとともにあるように」という挨拶をするのは、神さまをいつも身近に感じているようでいいですよね。

日本でも、「有難う」「いただきます」など、仏さまに感謝して、いつも仏さまとともにあった感覚がありましたが、残念ながら昨今ではその思いが薄れてきてしまったように感じます。

「神さまとともにあるように」という「グッドバイに近い言葉は、仏教では「南無阿弥陀仏」と称えるお念仏ではないでしょうか。

お念仏は、形のない本当の仏さまが私の口に宿ってくださり、ご一緒くださる「証」として声に現れてくださる姿ですから、私と阿弥陀さまが「一体」となった言葉として使えると思います。是非、「またね」の言葉に全て阿弥陀さまのおはたらきによって、もう一度逢えたら嬉しいな、という思いをして大事にしたいと住職は思っています。

Buddha bye

南無阿弥陀仏

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