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執筆者の写真超法寺の住職

ぬり絵のおかげ

皆さま、こんにちは。

今日は一日穏やかなお天気でした。

洗濯物がよく乾いて助かりましたよ。

さて、もうだいぶ前の話だと思うのですが、超法寺で「ぬり絵」をしてみませんか?と、ご縁の方にお送りさせていただいたことがありました。確か阿弥陀さまの絵だったと思うのですが、日頃からお世話になる東村山市のYさまからお電話をいただき、「ご住職、実はもうだいぶ前に送っていただいたぬり絵ですが覚えておられますか。コロナ禍でお店の売り上げが減り暇を持て余していた頃、何気なくそのぬり絵を思い出して色を付けてお店に貼っていたのですよ。そうしたら、たまたまかも知れないのですがお店の売り上げが増えていったのです。その話を友人にしたら、是非私もぬり絵をやってみたいわ。是非ご住職にお願いしてもらえない?と言われたのです。もしまだ、そのぬり絵があればいただけませんか?」

という大感激なお話をいただきました。


実はほぼ、ぬり絵の反響がなかったために、それからはやるのを止めていたので本当に嬉しかったです。

商売と阿弥陀さまのご利益は意味合いが違うのですが、きっかけになればそれはそれで有り難いと思います。


皆さまは阿弥陀さまという仏さまをどのように思われていらっしゃいますか。

阿弥陀さまは、あらゆる命を本当の(真実の)しあわせにしようという願いで出来上がった仏さまなのです。その願いが【南無阿弥陀仏】の六字に姿を変えて、私のところへはたらいていてくださるのですね。


私自身も、コロナ禍で3ヶ月仕事が全く無くなってしまったことがありました。頭を抱え、そもそも蓄えもほとんど無い中、毎月の支払いだけはある。四面楚歌になる中、我が口をついて出てくださった南無阿弥陀仏がそのまま私を支えていてくださいました。


恩師は、「本当に辛い時ほど阿弥陀さまのことだけ考えなさいね」と言われました。

劇的に良くはならないが、お前にちょうど良いように必ずしてくださるから、それを信じてやれることを精一杯やるんだよ。いいか。


確かに待っていても仕事はありません。

人づてに聞くと、仕事があり過ぎて断っているお寺もあるぞ。それなら、どうすれば仕事をいただけるかを必死に考えて、歩き回って営業もたくさんしました。

そのおかげなのか、何とか超法寺を閉めずにここまで来れています。今も決して安堵する状況にはありませんが、私にちょうど良いようにはなっているのでしょうか。


無駄かと思うことでも、実は誰かには意味があったりするのでしょうね。昔から「継続は力なり」と言います。諦めずに継続していく中に必ず阿弥陀さまはご一緒くださいますからね。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と、【まかせよ救う】と、不安な私を抱き歩んでくださるのですね。


今回、このような反響を得た話を聞いてまた勇気をいただいた気分です。

Yさん、いつもありがとうございます。

これからも宜しくお願いいたします。

南無阿弥陀仏、ナンマンダブツ、ナマンダブ〜。

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