皆さま、おはようございます。
今朝はスッキリ晴れました、おかげさま。
有り難いですね。今週は梅雨空だと聞いていたので普段より嬉しさ倍増であります。
また最近、埼玉西武ライオンズが好調なので一日試合がないだけでウズウズしちゃいます。
今日からは九州でホークス戦。是非好ゲームを期待したいですね。
山川穂高不敗神話は継続中だから、どすこい弾にも期待してしまいます。
さて今朝はフィリピンからニュースが飛び込んできました。驚きです。
あの、独裁政治を長く続け大統領夫人の贅沢三昧が話題となったマルコス氏の長男が何と次期大統領になるというのです。
あれだけ国民は苦しめられたというのに時間が経つと人間は忘れてしまうのでしょうか。
それとも何か刺激が欲しかったのでしょうか。
これはフィリピン国民ではない私には到底理解できません。
そういえば独裁者と言われる人は何故か「69歳」がキーワードになっている偶然があります。ご存知ですか。
あのスターリンも金正日も69歳で亡くなられた。そして今話題のプーチン大統領も今69歳、今年70歳を迎えますし中国の習近平もやはり69歳という偶然は何を意味しているのでしょうか。
何か面白いですよね。
独裁者と言われる人って権力を全部独り占めにできて何でも自分の思い通りになる喜びがある反面、孤独感が半端ないんだそうです。
いつ側近、子どもたちに裏切られる、逃げられるかも知れないという不安から孤独感がいつもつきまとうと聞きます。
そういえばスターリンは、晩年暗殺を恐れて毎晩寝る部屋を変えていたという話が残っていますし、金正日も長男が離反(金正日さんが遠ざけたとも)し、結局異母弟が跡を継ぎ、その結果その異母弟が長男を殺害するという悲劇を生みました。家族が争うタネを独裁者は生んでしまうことがあるように私はいつも感じています。
一番身近で一番大切に思っていてくれたはずの長男を疑い、自身の保身の為に親子で連携して盛り上げていくことができないなんて、やはり悲劇でしかありません。
ましてや同じ道、同じ世界で親子が歩んでいるなら尚更ではないでしょうか。
これは政治でも権力を握ると長男はその権力から遠ざけられる事案をよく耳にします。
もちろんお寺もそうですね。特に開基寺院(初代)ではよく耳にしますよ。
何か虚しいですよね。
私はそういうのが一番苦手です。
ちょうど私が実家を出る際にテレビを賑わしていた大塚家具の親娘の骨肉の争いが決定的でした。あれも結局は娘が父を追い出して、その親は別会社を作りまた成功したが、追い出した娘は思い通りにはできずにまた今度は自分が会社から追い出されるという悲劇を生んだのですね。なぜか人間世界は繰り返されるのです。
忘れたくはないですよね。
誰よりも長く一緒に暮らしてきたお互いがそんな関係になり築いてきたものの喜びを共感、共有できなくなるなんて•••ね。
いくら権力を握っても自身が【老いる身】である以上、必ず手放さなければならないというのに。
でも悲しいかな、これが【煩悩具足の凡夫】たる人間の浅ましい姿なのです。
だからこそ、全ては【南無阿弥陀仏】に問うていかねばならないのだと思います。
お念仏を疎かにするからこそ、苦悩から逃れられなくなるのだから。
阿弥陀さまを知らされたというのに、阿弥陀さまを仰ぐことの無い生き方は結局自身を滅していくのです。
改めてお互いに味わいましょう。
《浄土真宗の生活信条》を。
【み仏の誓いを信じ、尊いみ名を称えつつ、強く明るく生き抜きます】
これを実践していくことができれば親子も仲良く笑顔で生きていけるはずですよ。
これを忘れて生きるから苦悩の後悔の生き方になるのです。
お念仏を称えながら、いつでもどこでも、何時でもであります。ナンマンダブツ。
阿弥陀さまは、浅ましい愚かな自分勝手な生き方をしてしまう私たちをいつも心配していてくださいます。
我(阿弥陀)にまかせよ、必ず救う!と喚び続けてくださいます。
是非、阿弥陀さまの喚び声を聞いて生きていきましょう。それが何より私の一番幸せになれる道なのだから。
そんなことを改めて感じた朝でした。
【世の中安穏なれ 仏法ひろまれ】
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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