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ご催促でありました

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

皆さま、おはようございます。

今日は久しぶりに日差しのない日になりました。しばらくの激暑で体調を崩していたので有り難く思います。


さて昨日は、日頃よりウチの子たちがお世話になっています【あいちゃんペット】の方がみやび君のお参りに来てくださいました。

みやび君は毎月のお風呂を楽しみにしていましたからね。それでもわざわざ足を運んでくださったのは、みやび君が諸仏のはたらきをされたのではないかと私は思っています。

(こんなことを書くとお叱りをいただくかもしれませんが)

だってなかなか人ですからお寺に足を運ぶことができないというのに、彼の死を悼み超法寺へ来てくださるなんて不思議としか思えない。


それだけでなく、長い時間、日頃から感じているお悩みをたくさんお話されました。

私も専門ではありませんが、できる限り助言させていただきました。

私が考えるお寺とはこういうことだと思っています。お布施がないとお参りできないとか、そんなは二の次ではないでしょうか。

一番は阿弥陀さまにお遇いさせていただくということだと私は考えます。


色々お話をする中で、話が噛み合わないことが多々ありました。

ま、それは仕方ないこと。だって宗派も違えば、お寺に縁の薄い人でしたから、基本が自分本意のお立場でありました。

ここは、お寺参りを重ね、[自我]からの目覚めがなくばいけません。

親鸞聖人はおっしゃる。

[自我(自力)を捨てて弥陀に帰せよ]と。

自力では救われませんのに、どこまでも自力に生きようとするのが、世間の人がされていらっしゃる生き方ではないでしょうか。


そんなことを考えながら時間を過ごしました。

よい仏縁をみやび君は結んでくださいました。

やはり、あの子はただのワンちゃん(ペット)ではなかったなぁ。

不思議でありました。

南無阿弥陀仏

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